辻川慎一つくば便り

色々と再発見ツアー

JR時代からお世話になり、信頼する仲間たち9名と往復1500キロ、二泊三日の「弾丸ツアー」から無事に戻りました。



青森県下北半島、本州最北端の町大間での集会とデモ行進がメインでございました。


集会では、妻と一緒に「SILENT FALLOUT」と言う映画の上映を広めるためにパンフレットを販売させて頂きました。

時間が許す限りでしたが、「見たよ」と言う人も含めたくさんの人が気持ち良く協力してくれました。



地元青森の人、それから実は一番近い街である函館の人、地元の人が多く、熱心でフレンドリーでございました。

気温は、関東より低いながら紫外線が強いのかかなり肌焼けしましたが、色々と深く考え直すツアーでもございました。


人口5000人ほどらしいですが、同じ人が住む大間町に建設中の大間原発です。


これが過疎と人口減に対する対策なんでしょうか?結局、ふる里を奪われる事になった福島浜通りの現実の教訓は?

稼働していなくても維持費はかかる。
そのお金は?

東電の原発であれば?電気料金として上乗せされていますので、自動的に私たちが負担させられていると言う訳です。

もちろん福島第一原発の事故処理費用も、被災者への補償も東電と言う会社でなく実は利用者の私たちが負担していると言う構造なんですね。

なので、下北半島にある原発は、福島第一原発事故のあと、稼働していないのですがその維持費は…?



原発施設の周りには、あちこちに風力発電がありました。


異様なくらい凄い数でした。
原発には電力が必要だから。

うーん。やっぱり変だ。



私たちは、何のために生きて、何を残そうとしているのでしょうか?

「今だけ、金だけ、自分だけ」
「悪銭身につかず」と言うか、人として一番大切なところを奪われてはいないのかな?と人ではなく、先ず自分自身に問いかける。

何より、こんな私を大事にし続けてくれて、誘ってくれた仲間たち一人一人を見直しました。

結局、一人一人を尊重できて、そのつながりを大切にできるかどうかが全ての土台の様に思いました。

デモの終わりに「来年また会おう!」と手を振ってくれた地元青森の人たちの良い笑顔も忘れられません。

汗水たらして働いて余裕も無い労働者ではありますが、以前とは違うものが見えて来た意味深いツアーでございました。

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