辻川慎一つくば便り

良く味わう大切さ。

みなさま、お疲れ様です。

私の方は貴重なお休みです。
ほっと一息なんですが、能登では震災に続き豪雨で大洪水との事。一息どころではありませんね。何とも出る言葉がありません。

聞けない頼みもあると昨日のブログで出したばかりですが、昨晩の退勤時にはベトナム人の女性労働者に「バス停がお葬式場の前だから怖い。友だちが死んだばかりです。」と避けてもらえませんか?という頼みを受けてしまいました。

「場所は会社で決められているのです。困ったな〜。」と私。

違うところで降ろしたら、やはり責任問題にもなるでしょう。でも、怖いというのですから、私が大丈夫でも相手は怖いのでしょう。

う〜、また難問だ。そのバス停で降車するのは1人である事を確認して少し手前で安全を確認して下車させてあげました。「気をつけて降りてね。」と降ろしドアを閉めましたら、深々とお辞儀をしてくれました。

路線バスではありませんので、他に迷惑がかからなければ比較的には巾があります。安全であればの事ですが。

そんなこんなで帰庫してから、翌日は別の運行で使われるので、燃料を入れ、窓を拭き(人の「油」で車内の窓に跡が付くので落とします。)、シートベルトをたたみ(古いタイプなので)、床をモップ掛けし、行き先表示等を片付けて、次のドライバーさんが気持ち良く使える様にします。

同じ頃終わった運転士さんたちも「疲れた〜」と言うのですが、みなさん土曜日の今日も仕事です。

「何だか休みで申し訳ありません。」と言うと「そんな事ありませんよ。」と言ってくれます。

バリバリ社員さんと高齢嘱託社員の違いではあるのですが、疲れるのは同じだと思います。若い運転士さんにも「身体を大事に。」と声をかけます。



妻と買い物に出かけて、ちょっと不安な小学校送迎バスのルート確認に付き合ってもらいました。


その途上にあったつくばみらい市の「きらくやまふれあいの丘」に寄ってみましたら見たことがない機関車がありました。


「線路幅が広いので日本のものじゃないなー。かなり大きいなー。」と思いましたら、何と満州鉄道の機関車で日本製との事でした。




かなり傷んでいるのが残念な感じです。


中国侵略の歴史がありますので、気楽には見れませんが、歴史を歴史としてちゃんと見据える事は大切だと思います。

お腹が空いたので、ランチは小貝川の辺り、旧佐貫駅近くの「新富食堂」へ。


妻は、昔ながらの美味しく優しいラーメンを




私はカツ丼を美味しく頂きました。


計1200円という値段にも驚きます。

そして、

そのそばに昔からある観音堂にも寄りました。


平貞盛が、平将門に討たれた父の国香を悼んで建立したとの事でかつては多くの参拝者がいた様ですが、今はひっそりとしております。



妻は、小貝川堤防下に位置する脇のお堂にお賽銭をあげて、水害からの無事を祈ったとの事でした。


茨城も河川氾濫の被害が多いところです。

安全、安心、そして人々を結ぶために日々努力している訳ですが、様々な災害は人間を試練にかけます。

なので、これで良いという事がありませんね。

休息も大事、食事も大事。人も大事。限りがあるのですから、みな良く味あわないともったいないですね。

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