辻川慎一つくば便り

私たちの1985

JR時代の仲間たちが、グループラインで、阪神ファンの仲間に38年ぶりの日本一おめでとう!と祝福しておりました。

38年前?
1985年なんですね。
1985年は、国鉄分割民営化=JR発足の2年前。

茨城では筑波科学博が開かれた年。
国鉄分割民営化を巡って、労働組合内で激しく論争しながら私は電車運転士をしていて、後輩たちは科学博への派遣に駆り出されておりました。

絶対反対なれど多数派ではありませんでしたので、苦渋の選択もあった訳です。


若かった後輩たちの多くは、私の心配をよそに困難などどこ吹く風と言う様に彼女を見つけたりと青春をおう歌していた様です。


今日は、その万博記念公園の脇で仕事をする不思議でございます。

あの時、みんなはどこにいたのかな~なんて思います。

そんな訳で朝5時からの仕事で、夜9時までなので長いお昼休憩。

妻にお昼を用意してもらい、散歩にも行って来ました。


牛久沼の畔でのメニューは、つけ麺でございました。



風が強いながらも、美味しく頂きました。



デザートは、「麦童」パンでゲット!

旬の栗、クリーム、パン生地、いずれもバッチリ。裏切りません。

ふらつくほど疲れたりすると、しっかり年齢を感じたりするのするのですが、こんな時間を一緒にしてくれる人がいるのがきっと最高のぜいたくなんですよね。

そんな心境になれるまでにどれほどの時間がかかった事でしょうか?
人の心の傷が回復すると言うのは、とても大変な事なのだと思います。

ガザ地区の報道を見ていましたら、家族15人全員を爆撃で失った人がおりました。「私たちは、ここに住んでいただけなのに、どうしてなんだ!」と言っておりました。絶望が新たな殺戮を生む連鎖。

国家がやる人殺しは、犯罪にはならない。組織とて同じ論理で、人を傷つけ殺す事を正当化する。

なので、そこには解決の論理も心も無いのだと思います。

「身動きの取れない貧しい者が虐げられるのは、聖書の時代から変わらない。」(ビリー・ホリデイ)


駆け抜ける若さは戻りませんが、格好悪くは生きたくない。格好とは、心の構えの現れの様に思います。


戦争、原発、人を蔑み分断するあらゆる差別に反対する。その信念を失くして、格好良い生き方にはならない。

私たちの1985の原点でございます。

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