辻川慎一つくば便り

涙くんさよなら。

桜が終わりかけて、ハナミズキの花が咲き始めています。

今日は、入学式でした。光栄なことにスクールバスの運転士と介助人として保護者の皆様に一人一人紹介していただきました。

田舎ならではなのかも知れませんが、大切な子供たちを預かる責任に身が引き締まりました。

昨晩は、動労水戸組合員でいわきユニオンの委員長をつとめて下さっている川俣さんから電話をいただきました。

動労OB会の結成で、かつてストライキをやりたいと国労から動労水戸に入り鉄道人生を全うされた大先輩への連絡を取って下さっています。私が送った規約と写真が届いたとのことでした。

「何だか私を信頼してくれる仲間だけが酷い目にあわされるから、正直申し訳ない気持ちでいっぱいになるんだよ。会社にしても、それと『闘う』と言う人たちにしてもどうして辻川とつながることを嫌がり潰そうとするんだろう?」

そう語りかけましたら

「自分がもし国労のままいて、運転士のままでいたら格好だけつけて人としてダメになっていた様に思う。だから動労水戸で良かったと思う。国鉄最後の採用者として、仲間と一緒に自分を全うしたい。」

その様に言ってくれました。


(今日は、半日でしたので入学式の後学校で待機。バスの中でお昼をいただきました。)


お弁当作りのために5時起きしてくれた妻は、彼女の会社の青年が過労死寸前でウツ状態なのにろくなものを食べていないと言いその人の分も作りました。

あえて言えば、これまでずっとそう言う人でした。自分たちの生活状態がどうであれ、大切だと思う人を全力で守ろうとして来ました。それが、自分の息子への何よりの教育だと。

計算や打算の無い人への思いと、その人のために一体何が自分にできるのか?そう考え、実行して来たと思います。


(バスでお弁当を食べていたら介助人さんたちが、次々とお茶菓子やジュースを下さった。「ワーッ愛妻弁当!美味しそうですね。良いなー!」って言いながら。)


結局。人に対して打算が無いこと。そしてズルをしないこと。心から相手のために言ったり、やったりしているのかどうか。

それは、リスクがあるからこそ良く見える。そう言うことかも知れません。悲しいこと、辛いこと、苦しいことから逃げようとしても、人には必ずそう言う時が来ます。

逃げないで一緒に立ち向かう!

きっと打算や計算でないから私を信頼してくれたのかも知れない。そして、結局打算と計算の人が私を嫌がっている。そんな気がします。

大変なリスクを背負い、弾圧を受けながら闘って来た動労水戸だからこそ深く信頼し、支持し続けてくれた方がいます。

その方は、妻に会って「辻川さんが、どうしてこの方と一緒になったのか分かる様な気がします。」と言ってくれました。



みなさんは、こんな歌を知っていますか?
聞いたことがあると思いますが、恋愛に限らない愛の歌だと思います。

涙くんさよなら さよなら涙くん
また逢う日まで

君は僕の友達だ
この世は悲しいことだらけ
君なしではとても
生きて行けそうもない
だけど僕は恋をした
すばらしい恋なんだ
だからしばらくは君と
逢わずに暮せるだろう

涙くんさよなら さよなら涙くん
また逢う日まで



涙くんさよなら さよなら涙くん
また逢う日まで
君は僕の友達だ
この世は悲しいことだらけ
君なしではとても
生きて行けそうもない
だけど僕のあの娘はね
とってもやさしい人なんだ
だからしばらくは君と
逢わずに暮せるだろう

涙くんさよなら さよなら涙くん
また逢う日まで

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