時代
人としてあれば、誰かに何かをしてもらった事に対して感謝するのは当たり前の事の様に思います。
私も、JRの仲間たちもお世話になった人を忘れません。
国鉄からJRになる時に、不当な労働組合差別と不当な扱いに対して、何せ少数の労働組合でしたので財政も厳しい中でしたが「地位保全」の裁判を提訴する事になりました。
1987年の事でしたので、36年前になります。その時からお世話になった弁護士さんが3月10日に亡くなられたとの連絡がありました。
葉山岳夫先生と言います。
その弁護士への感謝とお別れに動労水戸書記長の国分さんが行ってくれました。

葉山先生とは、弁護団会議で何度もお会いした事があります。しかし、一緒にお酒を飲む機会があまり無く、その分記憶に残っております。
中島みゆきさんの「時代」と言う歌が好きで歌うのを聞いた事があります。
東大の時から学生運動をされて、弁護士になったのですね。
成田空港による農地取り上げに反対する三里塚芝山連合空港反対同盟の弁護団長でもありました。
https://youtu.be/BpHk8Sjy7Vs
3月11日郡山での反原発集会の最後の黙祷の際に、子供たちを守るために闘い続けて来た佐藤幸子さんが、中島みゆきさんの「時代」が、福島を歌っている様に聞こえると、紹介してくれました。
何という事でしょう。私は葉山先生が好きな歌だったことを思い出したのでした。
前の日に亡くなっていたとは知る由もありません。

私の仲間たちはみんな、彼にお世話になった事を忘れずにご冥福をお祈りしています。
同時代の困難を一緒に背負って頂き、助けてもらったのです。
人は、その立場立場から色々勝手な評価をします。でも恩は恩、義理は義理。それが人として、労働者としての揺るぎない立場であると、我が仲間たちから学びます。
長くなりますが、歌詞を載せたいと思います。
今はこんなに悲しくて
涙もかれ果てて
もう二度と笑顔には なれそうもないけど
そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ
だから 今日はくよくよしないで
今日の風に吹かれましょう
まわるまわるよ 時代はまわる
喜び悲しみくり返し
今日は別れた恋人たちも
生まれ変わって めぐりあうよ
旅を続ける人々は
いつか故郷に出会う日を
たとえ今夜は倒れても
きっと信じてドアを出る
たとえ今日は果てしもなく
冷たい雨が降っていても
めぐるめぐるよ 時代はめぐる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ
まわるまわるよ 時代はまわる
別れと出逢いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変って歩き出すよ
最新記事
(06/08)
(06/07)
(06/06)
(06/05)
(06/04)