辻川慎一つくば便り

寒緋桜

マイナス思考を何とかせねば!と思いながら、今朝の寝起きから重かった。

寿司が世界で人気になるほど魚好きな日本人。私も魚好きで、焼き魚や煮魚も大好きであります。

妻は、原発事故以来東北や関東沖の魚介類を息子にも私にも食べない様に産地を吟味して北欧の魚を選んだりしてくれました。

もちろん、地物より高い訳ですが、病気になるともっと莫大なお金がかかるし、苦しむ事になるので高くない。命と健康が一番大事でしょう?と抗い続けて来ました。


今日のお昼は、仕事先の駐車場で頂きました。蓮根がかわいいですが、実は茨城の蓮根でなく島根県の蓮根を干して調理したものです。


さて、私たちが忘れ様と忘れまいと12年前の福島第一原発事故でメルトダウンした核燃料デブリは、そのままの状態です。

このデブリを水で冷やし続けないと、いつまた臨界爆発が起きるか分からないのですね。

さらに地下水が絶え間なく流れ込んで汚染水が増え続けているとのことです。

なので放射能汚染水は、果てしなく増え続ける訳です。

で、既に日本の魚介類の8%がセシウム等に汚染されている中で汚染水を放出すると言う訳です。

放出された汚染水は、57日でアメリカに到着し、3年で太平洋全域が、10年で世界中の海に汚染が広がると言われているのです。

私たちの問題にとどまらない世界的な問題なんですね。


(河津桜が終わりかけております。)


世界中の人たちが「おもてなしの国」として、絶賛している感じなんですが、目先のお金のためにこんな事をして良いのかな?と思わないでしょうか?

AIに任せても、この問題は解決しませんよね。放射能を消す事なんか出来ないのですから。生命の不死もありません。不死なら生命では無いのですから。


(寒緋桜。釣り鐘の様に花が下を向いている鮮やかな桜なんですね。この桜と大島桜から、河津桜が生まれた様です。)


誰かや何かに任せて、文句だけ言っていても解決なんかしない事があります。

それは、責任を取らなくて良いのである意味で楽な人生なのかも知れません。

ところで、原発事故や汚染水放出問題の本質とは国も企業も責任は取らないし、取れないと言う事の様に思います。

それが何だ!そんな事より金儲けのネタだ!「惨事便乗型資本主義」と言うらしいですね。全く新しくない「新しい資本主義」それと競い合う事で破産した社会主義。

では、私は何をするのか?
プラス思考になれない私がおります。

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