辻川慎一つくば便り

大事にされる

みな様、今日も不定期な仕事でようやく一息つきました。

お昼は車内でございました。それこそ正式な妻になってくれる以前から毎日欠かさず作り続けてくれたお弁当の美味しさが、ひときわ身に染みる毎日です。


私以上に忙しい会社幹部の人たちは、収入は多いはずながら食事は不規則でコンビニ弁当が多く、私の様にお弁当を持って来る人たちはいません。良くて外食でございます。


それでめちゃくちゃ働きます。
「身体は大丈夫ですか?」と尋ねると「ボロボロですよ。薬を飲みながらやってます。」と言います。

めちゃくちゃ働いて、収入を得て、それで人から大事にされているんだろうか?と考えてしまいます。

かつての私もそうでした、JRの仕事をして終わると組合や政治党派のミーティングを深夜までやり、それから酒を飲む。体力作りに時間を作りながらウェイトトレーニングをやる。

見かけ上は鋼の身体をしていましたが、その頃の写真を見ると肌の色がドス黒いのが分かります。

それだけやっても、本当に大事にはされていなかった。頑張り続けても、それが理解されず大事にも思われていない孤独感やいら立ちは、何年か前の私の姿に他ならないのです。


それでも私は職場に行くと幸せだった。勝田車両センターの時代は毎日が楽しかった。


こんな私を心から信頼してくれる仲間たちがいたからです。

その仲間たちが「辻川さんを大事にしてくれてありがとう!」と妻に言うのです。

「あなたの仲間たちみんなから『ありがとう!』と言われるのが不思議。」と妻が言います。

私に欠けて来た事を仲間たち、そして妻が教えてくれます。

本当に大切な人を大事にすること。
それ以外に、人として幸せを感じる法則は無いのだと思います。

本当に大切に思い、行動するから仲間なんだ。虚偽は虚偽でしかないとしみじみ思います。

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