辻川慎一つくば便り

夏至の朝

おはようございます!

今日は夏至で昼間が1年で一番長い日です。昼間が長いと何だか得した感じがします。目覚めも気持ち良いですので、これから日が短くなって行くのは、寂しい感じもしてしまいます。

ドイツでは、冬になると日照時間がとても短いので、9月でも街場で人々が日光浴をしていたのを思い出します。私たちよりも短い夏の陽の光を愛おしんでいた様に思います。

一日一日、なるべく大事に生きられたらなと思います。

昨日は、実習生を配属先に送る仕事で千葉県の山武(さんむ)市に行って来ました。

いわゆる京葉とは違い、かなりの田舎でございました。

国道51号線を成田空港に折れるちょっと先に「寺台」という交差点があり、そこを曲って向かったのですが、私がそれこそ10代の時から行っていた場所を通りました。


「成田闘争」の舞台になった、三里塚でございます。この先に三里塚交差点があります。


意図した訳ではなく、ナビの案内に従った訳ですが、記念しているのは天皇家の御料牧場があった事で農民やそれと連帯して民衆、労働組合が闘った歴史ではありません。

ここのところが、ドイツとの違いでもあります。

人々の歴史でなく、相変わらず支配者と天皇家の歴史が大事なんですね。

それに対して政治党派や政治家も、人々が生きて闘った姿や歴史より、自分たちの強調ばかりって感じがするのは私だけなのでしょうか?

何だか複雑な気持ちがしました。

社用車に給油して、帰社して洗車。
休憩の後はデスクワークでした。

実習生にゆうちょ口座を作るための請求資料の作成でした。


滋味な切り貼り作業もあります。

大した作業ではないのですが、ちゃんと仕上げるかどうかは自分次第。

いつでも、何でも、どんなことでも自分が問われますよね。

夏至の朝、ラジオを聞いてましたらサムライジャパンの監督の栗山英樹さんが「結局、選手も人としてちゃんとしているかなんですね。」と語っておりました。

本人は、メ二エール病で苦しみながらプレーした苦労人の指導者なんですね。

しかも、先輩方の教えを大切に受け継がれている。

日本の野球の本当の強さが、そこにあるのか!とそんな感じがしました。

場が違い、世界が違っても、結局人としてちゃんとしているかなんだと、妙に感心させられた夏至の朝でございました。

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