かわいそうな人たち?
昨日は、お昼までの予定の休日出勤でしたが、結局お昼も休憩も取れない8時間通しの仕事になってしまいました。
車を運転している約1時間以外は、立ちっぱなし、動きっぱなしになりさすがに足が痛みました。
しかし、65才でも7時間立ちっぱなしで動けて、冗談さえ言える事の方に自分でも驚きました。
歯医者のメンテナンス以外に、医者要らず状態である事も含めて妻の料理とサポートの結果だと改めて感謝した次第です。
https://www.jprime.jp/articles/-/26680?display=b
末期ガンだったボクサーの竹原慎二さんが、奥さんのお陰で完治したと言う奇跡の様なお話しが流れていましたが、私の妻が日頃実践している事と基本が同じなんですね。
自分は大丈夫だと考えて、やるかやらないか。違いはそれだけかも知れません。

(本日の野菜タップリお弁当です。妻が恩師に頂いたどら焼きまで付いておりました。)
昨日の仕事の最後は、グループ分けした一つ14人の女性外国人実習生を連れて「買い物実習」でございました。
お店と売り場の案内、レジでの支払い等を目配りしながらサポートしました。
一番大変なのは、みんなをまとめて無事に終える事。
ようやく全員そろったと思いきや「先生、お米を買うのを忘れた。」(通訳ソフトを使いながらです。)とか言われて、一緒に行ったり…。
あげくに買い過ぎで「重たい!」と言う。
仕方が無いので、歩くのも大変そうな荷物を持ってあげたりもしました。
田舎なので百均もスーパーも歩きです。
「先生!私は、国に帰ったらお店をやります!」と話しかけて来る実習生。
「食べ物のお店かい?料理が好きなんだね?」と私。
「料理?少しだけ。」
「夢があるね。良いな~。」
「夢?夢?あ~夢ですね。」
と笑う。
畑仕事をしているおじさんにも「こんにちは!」信号待ちしているドライバーにも「こんにちは〜!」するので、相手の方も驚きながら嬉しそうに返してくれます。
これだけ明るく、楽しい娘さんならそれだけでもお店に人が来るだろうな~なんて思う。

2時間以上もかかり、ようやく研修センターに付くと
みなさん「先生ありがとうございました!」と言ってくれるのか嬉しい。
そして荷物を持って上げた娘さんが「先生どうぞ」とドリンクをくれました。
めちゃめちゃ甘そうなドリンク。飲みたくて買ったものでしょうし「いいよ。いいよ。」と返しても受け取らない。
人にやってもらった事を当たり前にしない。
その心を受け取らせて頂きました。
私たちは、上下関係では無いですから。
ハードな日課ではありましたが、心の世界に国境は無い事を、直接感じさせてもらい気持ち良く終える事が出来ました。
人はみな、かわいそうで保護される存在ではない。弱くあって欲しいのは、それを食い扶持にしている政治家などの方々なのかなと思ってしまいます。
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