持続する関係って?
みなさまお元気ですか?
今日は4月並みの気温とかで肌寒い土曜日になりました。心も身体も冷やさない様にご注意下さい。免疫力が下がりますので。
昨日は雨の中の仕事になりました。傘を忘れない様にとカバンに収められて軽い傘を1000円ほどで買って使っておりました。「ずいぶん小さな傘だね。」と同僚の女性運転士さんが言うので「はい。身体の大きさに合わせました!」ってお返しして笑い合いました。
私より小柄な元自衛官さんが、立派な傘をさしておりましたので「良い傘ですね!」と言うと「はい!妻が買ってくれました。逆さにしても水が垂れないのでバス車内が濡れないのです。」と嬉しそうに言います。「愛されてますね〜。」と言うと、満面の笑みで「はい。愛し合っております。」と答えます。「良いな〜。ごちそうさまです。」と私。心から楽しそうに話すので、全然嫌な感じが致しません。少年の心をそのままにして、いつもキラキラした目をして私の顔を見ると楽しそうにお話しをしてくれます。

(和物の食器ばかり使っておりましたが、お世話になって来た先輩同僚から、独り身になったからと洋風の食器を頂きました。なかなかステキだと思います。)
ところで、他の同僚からも「凄い傘ですね。」と言われたのですが、「買ってもらいました。あまり高く無いのです。」とは話すのですが「妻に」とか「愛されています。」とか、私が華を持たせてもお話にはならないのです。
なるほど、そう言う事か。愛し合ってます!とか、私だから話せるんだって分かっちゃったのでございます。
若いやんちゃ君。高熱が出て半日で帰り、一日休んで出勤して来ました。一人暮らしなので心配しておりましたので、朝声をかけたら「40度出たのでまだ調子が悪いです。」と言うので「顔を見れば分かるよ。あまり無理するなよ。一人暮らしなんだし。」と労わった次第です。そしたら仕事が終わって27才の「教え子」と話しているところに、後ろからそろそろと近づいて来て「あ~見つかっちゃった。」と言うのでございます。
孫に近いくらいの青年たちにもイジられるのですね。
あ~、何か分かっちゃっいました。きっと安心して話したり、かまったりできる人って思われてるんですね。

(今日は友人が訪ねて来てくれますので、ちょっと贅沢なサザコーヒー「ガテマラ」を買って来ました。)
それがどうした?なんて思われちゃうかな。
人間の命には、限りがあります。だから、持続する関係を求めるんですね。持続する関係の人がいると言う事で、孤独感を払拭して幸せを感じる訳です。
でも会社や国は、そんな事で成り立って無い訳です。
持続する関係の一番は、夫婦関係にあるのですが、一生添い遂げられる関係と言うのはなかなか難しい。
高度成長を背景にした時代は、企業や労働組合を通した関係が持続する関係の様に思われましたが、今は違います。
では、この時代における持続する関係とは何か?
そう言う時代的な課題に私たちは向き合っているんじゃないか?って思いながら、私自身と向き合っている。
その中での出来事でございます。
どうも人の幸せ話を聞いたり、イジられたり、「俺の事は聞いてくれないの?」って思いもありますが、まあずっとそんな役割だったので、そこに私の存在意味を見いだして行くしか無いのかも知れません。
持続する関係の創造のために。
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