「当たり前」に生きて来て。
昨日は、トラックのバイトで知りあったドライバーの方の話を聞く機会がありました。
大型トラックにも、トレーラーにも乗っていましたが、今では4トンの方が「コスパが」良いと話されていました。
共同出資して会社を立ち上げたけれど、運行管理の仕事は苦手だった。羽振りは良かったけど、結局だめで借金を返すのが大変だった。
そんな話をしながら、ファミマのチキンをかじり、三角サンドイッチがランチでした。
そのわずかのランチを私にも食べるか?と勧めてくれました。
その気配りを思いつつ、ずっと働きづくめてコンビニでランチ。日本経済の動脈を担って来て日々の食事がこれですか?
話を聞きながら、そんな思いが致しました。

ブックオフのポイントでコロッケさんの「青いクマ」と一緒にお金を出さずにゲットした本です。
老後の安泰を信じて働き続けて、年金だけでは生きていけない凄まじい現実がルポされています。
食費が枯渇し、年金支給日まで100均の素麺で食いつなぐお年寄りが「美味しい!」と言いながら一人で食べる。
お腹が空いていたら美味しいのかも知れません。でも、栄養失調だしそんな生活をしていたら免疫力が落ちて間違い無く病気になります。
病気になればますます困窮します。
未来の話しではなく現実の事態。
年金頼みでなく生活保護を受ければそれなりの保護は受けられるとのことですが、真面目に働いていれば安泰な世界など無くなってはいないのだろうか?

(わが家のリュウノヒゲに花が咲きました。これが美しい青の実になるとのこと。楽しみです。花言葉は「変わらぬ思いやり」だそうです。)
誰かや国が何とかしてくれる時代が終わってはいないのか?食べる事に不自由していないと言う幻想が、食べる事を粗末にし、仕事も粗末にしていないのか?
何より生きていることを粗末にしていないのか?
色々考えさせられる本でございました。
少なくとも、自分自身が人も食べ物も丁寧に味わえる事の幸せから見直さないといけないと思いました。
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