辻川慎一つくば便り
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ミモザの日
朝乗務のあと医者に血液検査の結果を聞きに行きました。原因不明の胃の痛みに加え背中まで痛んで来て、バスの運転がかなり辛い。医者が処方した薬も効果無し。「膵臓の可能性もある」との事でしたので、ストレスが原因と思いつつ聞きに行きました。
結果は、会社の健診結果より良くて全くの異常無しでした。自分でも驚くほど完璧です。なのに、この調子悪さは一体なんだ?と思うが、クビをひねるのは医師も同じで「万が一があるので胃カメラ検査をしよう」とか「甲状腺かも知れない」とか、結局検査と専門医の紹介を受ける。
医者にかかると言う事は、こう言う事なのかと思う。時間とお金が必要なのですね。
(地元の友人が枝を切って持って来てくれました。「ミモザ」と言われますが「アカシアコベニー」。別名は「ブルーブッシュ」だそうです。淡い緑で銀色を帯びた葉をしております。香りも青くさい感じがします。)
こんな状態で、来月から距離と時間が増えて帰宅が夜9時半になる。翌朝は5時半には家を出る。無理じゃないか?と考えてしまう。
70を前に、どうしてこんなに働かなければならないの?とも思う。まあ、身から出たサビってやつだろうかとも思うけれど、過酷すぎね〜か?
そう考えただけでまた胃が痛んで来る。
(こちらがミモザ。葉っぱが確かに違うけれど、どちらもオーストリア原産との事です。それで思った事がある。銀色を帯びた薄い緑ってユーカリの葉もそうだって。そして簡単には落葉しないのも同じだって事です。)
そこまで来てはたと考える。痛むと言いながら自分ではどんな節制をしているのか?大変だ、出来ないかも知れないと思いながら、出来るための努力や生活改善は考えているのか?
出来ない理由は、何事でも言える訳です。どうしたら出来るのか?を考えずに、以前のままであれば、進歩も発見も無い。
体調も、年のせいにして不摂生を見直さ無ければ、崩れて行くばかり。
どうも気持ちの方が先に負けてしまっているんじゃないか?
そんな風に自分を立て直しはじめております。まだまだ私の身体も頑張ってくれているのに、養生していないのは私自身ではないか?
検査結果を見ながら改めて、思った事です。
治すのは医者でなく、自分自身だったよな〜って。
自分を深く大切にできる人が、人も大切に思える。それは自分を甘やかす事ではない。
まだまだの様でございます。
(木全体が黄色になるミモザ。3月8日は国際婦人デーですが「ミモザの日」とも言われるのですね。本当は私がプレゼントしなければならなかった訳です。別名はシルバーリーフ。やはり銀色を帯びているとの事です。)
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2026/03/24 12:05
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慢心せず。
天気が良ければ美しさも一際であろう一面の菜の花畑や開花し始めたソメイヨシノ、満開のコブシの花等を見ながら、週明けの今日は小学校の送迎バス担当です。
ご一緒した添乗員さんは、青森の八戸出身の方でした。働いていた会社が倒産し、仕事を求めて東京に行き、茨城にたどり着いた人です。
家族のために仕事を求めて、全国を回った父に重なります。仕事が無い、生活のための収入が無いと言う事は辛く、大変な事だと思います。
そう考えますと、大変さはあっても70歳を前に仕事があり、収入がある事に感謝しなければならないなと思います。
(昨晩は、お気に入りになった八千代町のパン屋さんのバゲットで、ガーリックトーストを作って見ました。自家製冬越パセリを使いました。)
作家の五木寛之さんが、93歳になり「大河の一滴最終章」を出されました。ガンになられてから心境の変化があったとの事でした。生きたくても生きられない人がいるのに、死にたいと思うのは傲慢ではないか?と考える様になったとの事です。
傲慢や慢心の慢は、心が緩んで人を蔑んでしまうと言う様な意味ですね。
何故心なんて言うものがあるのかと言うと、人とつながるだけでなく自然や世界とのつながりが心だとの事です。心を無くせば、人とのつながりを感じられないばかりか、自分を生み出している自然や世界、宇宙とのつながりを失う。つまり、孤独な自分しか感じられなくなる。
身体も心も働かせないと、孤独な自分しか感じられなくなる様に思います。身体を動かしているのは心なので、病もまた心から来る。人は、心から先に病むのだと思います。
またしても中東で大規模な戦争が始まり原油価格が上がり、私の仕事は4月から大幅改編。体調は思わしくなく、疲れもします。不安を上げればいくらでもありますが、自分の心から先に塞いではならないよなと思います。
バスを運転しながら思う事。慢心した時に、必ず失敗する。心に余裕を持って構えると言う事と緩んでしまうと言う事の違いです。
また1週間のチャレンジの日々になります。自分の心と身体に向き合いながら、人や自然、世界と呼吸しながらさらなる向上を目指したいと思います。
友人のみなさまも無事で、良い1週間になります様に願います。
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2026/03/23 11:50
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せっかちさんの休日
常に何かしていないと気が済まないと言うのは、十分せっかちな性格の様であります。フラフラしたり調子が悪いのに動かずに居られない。あれもこれもしなきゃあ〜と、常に思う。
ところで、それがストレスになり胃まで痛み出す。休みの日くらいゆっくりすれば良いのにと思うのですが、じっとして居られないのでございます。困ったものですね。
昨日は、ひたちなか市の実家から戻ると、友人をお誘いして八千代町のパン屋さんに行って来ました。片道約1時間のドライブでした。
何故八千代町のパン屋さんかと言うと、先週遠くから来た友人とビアスパーク下妻と言うお風呂に行った時に、たまたま無添加の食パンを買って食べましたらめちゃくちゃ美味しく感じたからです。
作っているところに行き、どんな人か会って見たい!と思った訳です。
八千代町にある「大久保製菓」とスマホにはあるのですが、「焼きたてのパン」としかありません。良く見ていないと行き過ぎるくらい目立たないお店でした。
店の中も飾り気が無く昭和そのままと言う感じですがどれも美味しそうで、しかも値段がとても安いのに驚きます。
出て来られた店主さんは、かなり高齢のおばあちゃんでした。
「まあ。可愛いい車!良く通るので可愛いと思っていた車をこんなに近くで見れるなんて!」といきなりお茶目なご挨拶をする。人柄の良さがお顔に出ている店主さんでございました。
旦那さんも彼女も下妻の人で、八千代町にお店を出したと話してくれました。
こちらは、一部ですが全部食べて見たいくらい魅力的です。
簡単に来れる場所では無いので、食べ切れるか心配しながらも爆買してしまいましたが1000円でございました。
どこから来たのか言って無いのに「遠くから来てもらってありがとう。」と言うのにも驚いたのですが、車のナンバーをちゃんと見ていたのですね。ちゃんとした商売人でもございました。ますます気に入ってしまいました。
パンは小麦粉が美味しくないとダメなんですが、このお店の小麦粉は栃木県の足利で作られた小麦粉を使っておりました。
なるほど〜、どうも食べた事が無い美味しさだと感じた事に合点が行った次第でございます。北海道産とも違う美味しさなんですね。
帰宅して、早速味わいました。
飾り気の無い、優しい美味しさに唸りながら。
作る人の人柄そのものって感じがします。
ちょと遠いですが、茨城の貴重なお店を見つけて心楽しく胃の痛みを忘れた休日2日目でございました。
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2026/03/22 11:37
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先に言ってくれれば…
昨日は、お彼岸で母と一緒に息子の墓参りに行きました。
2月で86歳になった母。歩くのが大変になって来たと言いながら、お天気が良ければ散歩して花を摘んでおります。
富山から渡って来た父が、自分のために建てたお墓には、息子が一人で入っております。
お花を供え、お線香を上げて「お父さんも何とか頑張ってやっているよ。また来るからね。」と声をかける。
柄杓の入った桶を持ち、ハサミやお線香が入る手提げを持ち、古い花と切った茎を入れた袋を持とうとしたら母が「良いから。」と言う。歩くのが大変なのだから「俺が持つよ。」と言っても聞かず、階段で「手を貸せ。そのために持ったんだ。」と言う。それならそれで先に言ってよと思う。
階段を降りるとゴミ袋を置いて、昨年亡くなった隣のおばさんの墓を探すと言う。ちょうど一周忌。「お墓の案内板にはあった。確かこの辺りだ。」と言うので「それならそれで先に言ってくれれば、一緒に確認するのに。」と思う。
仕方が無いので一緒に探す。「まだ墓石が無いのが目印」と言うのだから困りながら探し、結局分からなかった。
どうも一人で先走り勝ちところは母親似だったのだな〜なんて思い、まあそれも思い出だと思えば腹も立たない。
「料理を作るのが面倒になった。」と言いながら、たくさんの手料理を作ってくれます。一品一品に工夫があり、手が込んでいるのが分かります。
食べた感想を伝え、作り方も聞くと「お前は、そうやって言ってくれるから嬉しいよ。最近お父さんは、目をつむりながら何も言わずに食べるので仏さんと一緒に食べてるみたいだよ。」と愚痴をこぼす。「それでいて、文句だけは言う仏さんだからね〜。」とも言う。
私がいると父は、聞こえないフリをして話しを変える。
身辺整理をしながら見つけたと言う、昔の写真を私に見せる母。
私が3ヶ月くらいの時だと言うので、17才の母。それから苦労しながら2人の子どもを育て続けた。「子どもが子どもを産んだ様なものだったよ。」と言う。しかし、何事も自分で学び、自分でやって来た母でありました。
着ていたセーターや手袋は、全て母の手編みだった事も覚えております。貧しくても、身綺麗にしてオシャレを忘れない母でもございました。
「青春時代が無かった」と言う母は、子育てが終わり父とだけでなく友人たちと旅行に行っていました。その時に、ホテルの人が撮ってくれた写真も見せてくれました。「良い写真だね。女優さんみたいだね。」と言うと「ホテルの人にもそう言われたよ。」と嬉しそうな母でした。
美味しい料理を残さず頂き、お酒も回って来たので「手を貸して欲しいからゴミ袋は持つよ」とか、お墓を探したいとか、先に言ってくれれば良いのに。」と母に伝えました。そんな時の母はちゃんと考えてくれます。
「ごちそう様でした。美味しく頂きました。」と言って脇を見ると、綺麗なボケの花が生けられておりました。散歩途中の無人になった家に咲いていた様です。
面倒になったと言いながら、花を飾り続けている母でございます。何気に、花好き、植物好きだったんだと自分でも驚くルーツもまた母にあった様でございます。
https://youtu.be/q6tnsg07yUk?si=UwAYKdS3CdQgeEzu
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2026/03/21 05:17
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緩む事の大切さ。
昨晩の大型バスの運転は、胃が痛むは背中は痛むは大変でございました。構えて背中に座布団を当てたのですが、効果無し。深呼吸したり、姿勢を真っ直ぐにしたり、信号待ちの停車中に伸びをしたり…でも全く効果無し。痛みに耐えながら難所を乗り越え、乗客には笑顔で応対し抜いてフラフラになって帰庫致しました。
ところで、運転席にきっちり座って居られなくなり前かがみに脱力姿勢で運転すると楽になる事が分かりました。私としては不本意な姿勢なのですが、脱力した方が楽って何?と思いましたら、緊張しっぱなしだと痛みを強く感じると言うのが現実だった様です。
一生懸命逆の事を自分に強いていたのですね。緊張の連続に心も身体も悲鳴を上げている、と言う事だった。
実際に乗務が終わり、緩むと痛みが引いて行くのですから。
自律神経が失調してあちこちで変調が現れている事に対して、ストイックに努力して解決しようとする事自体が間違っていたんだ。
緩まないと
いけない!
とまた同じ発想をしてしまう自分に、「そこがダメなんだよな〜」とまた反省致します。
(今日は、お彼岸のお墓参りで実家に行きます。手土産の定番になった御赤飯を作りました。)
乗務が終わり、週末のバス清掃をしていましたら会社最高齢で点呼を担当している元運転士が見回りに来ました。昔は組合役員もやっていて、30年くらい前から親しくしております。
「どうもみんな70越えると物忘れや失敗が増えるな〜。」と彼が言う。「確かに◯◯さんも、☓☓さんも、△△さんも…ですね〜。」と私。「バスを運転し続けるって大変なんだよ。」と彼。「大型は厳しいですね。中型で昼間ならまだしも。」と私。「中型なら楽だな〜。」と彼も同意する。
「どこも悪いところが無いよと、私に言っていた□さんも突然逝っちゃいましたし、バス運転士はあんまり長生きしませんね。」と私が言うと「A君もダメみたいだな〜。」と言う。「やはりですか。私らより若いのにね。」
とそんなやり取りをしたあと「お互いに、もう少し頑張るか。」と言うので「もう少しやるしか無いですね。」と笑って別れました。
帰ろうとすると暗がりに、会社のネクタイが落ちているのが見えました。もしかするとまた同じくらいの年の人かな〜なんて思いながら、引き返して点呼に届けました。
あれこれ再確認してやっているはずが抜ける。それを指摘してもらえたら「ありがとう!」と言える。それも緩む心の一つかも知れません。
心が硬直していると身体も硬直するのですから。
緩む事が出来ないと70代は越えられ無いのかも知れません。
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2026/03/20 11:52
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