辻川慎一つくば便り

クレーマーって何だろう

バス運転士に成り立ての頃から、色々と教えて頂いた先輩から「ブログ見ているよ!『橋のない川』を読んだことがあったけど、こんなに近くにいたんだね。知らなかったよ。」と声をかけて頂きました。

お互いに、職場のつながりだけでは分からないこともあります。嬉しいですね。


(ニンジンの花です。見たことが無かったので育てて見ました。)


私のバスに乗っている子に、かなり攻撃的な言葉ばかりを口にする子がいます。

でも、ずっと見ていると本当は甘ったれで怖がりなんだと分かる。

そのまま大人にならないと良いのですが、大人も匿名になると十分攻撃的だと思います。

山口県阿武町の誤送金事件。現代社会を反映するような事件だと思いますし、何が問題でどう対策して行くか?より役場へのクレームが凄くて、その対応に追われているとのこと。

失敗に学ぶどころか、クレームつまり攻撃的非難の山とのこと。

子供ならずとも攻撃的な人、クレーマーは人として弱い様に思います。

自分にも他の人にも責任を持って生きている人ならば、間違いを攻めるよりもこれからより良くどうして行くのかを考えると思うのです。

一方的非難で生まれるものは、何もありません。


(たんぽぽの仲間のブタナの群生。陽が陰ると花が一斉にしぼんでしまいます。)


どうも、消費者なんて呼ばれて生きることの全般についてお金で買う存在にされる様になってから、金を出しているんだ!とクレームをつけることを自分の強さと思う人が増えた様に思います。

自分のケツが拭けなくなっても、自分自身の始末ができなくなっても、クレームをつけ続けて強い気になる。

相手が引いて謝れば良い。
金を払っているから。

組織や行政、周りにぶら下がっているからぶら下がれなくなることにクレームをつける。

ぶら下がるんじゃなくて、自分自身で自分の始末を付ける努力をしながら、周りに助けて頂くんじゃないのかな?

そんな大人たちばかりだと、子供たちも孤独になるばかりじゃないかな。

仲間を攻撃しながら楽しく生きられるはずがありません。

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