辻川慎一つくば便り
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愛しき日々。愛しき人々。
2日間の休みが終わり、また1週間の始まりです。
土曜日は、告別式参列のため常陸大宮市を往復。昨日は、体調不良にガン騒ぎがあり、痔の手術までやってろくに手入れしていなかった庭仕事をやりました。勢い良く成長した植木たちの剪定やら植替やらをしておりましたら、4時間かかり、ゴミ捨て用大袋6枚がいっぱいになりました。
何が大変かと言えば切る事よりも捨てる事。腰が痛くなりましたので、一旦終わりにした次第です。
来週の連休に、バス会社の同僚たちが訪ねて来ますので出迎えの準備でもあります。
今日は久しぶりの晴れ。一転して30℃を越えて汗ばむ陽気になりました。
珍しく、月曜日にスクールバス担当でしたが、暑いので一時帰宅して休んでいます。
良く考えて余計な事はやらずに、先ずは心も身体もちゃんと休める事にしております。
様々な困難を越えて、せっかくバスの運転士に復帰出来たのに体調を崩せば出来なくなってしまう。今が一番充実して、静かに穏やかな時を過ごせている。それを大切にしたいと思っております。
去って行く人もいれば、私に会うのを楽しみにしてくれたり近付いてくれる人もいる。
元気な人がいるのではなく「元気を出す人がいる」と言う事らしい。笑顔を絶やさず、人を良くみながら気遣う。相手にマイナスな事は言わない。良い気を出す人が元気を出す人なのだと思います。
(朝5時から、庭仕事に取り掛かる前に栗と小豆を煮あげました。友人が大好きだと言う、小生作の美味しい餡子が出来ました。)
小学校のスクールバスの添乗員さんも、私と一緒なのを楽しみにしてくれる人たちがおります。私よりも5つ6つ上の人たちですが、回送の時には楽しく話しを聞きます。ちょっとした愚痴や不満、体調のお話しなどです。「色々あるけど、お迎えが来るのだけは平等だね。」「そうですね。いつ来るのかは誰にも分からないですね。でも痛い痛いなんて言いながら長生きしたくないですね〜。」と言うと「そうそう、元気でないとつまんないね〜。」なんて話しをしながら笑い合います。どんな苦労をなさって来たのかは、既に聞いておりますので笑い合います。
早かれ遅かれ、お迎えが来る同士なので仲良しと言う訳なのでございます。
強欲な人たちは仲良しにはなれない。常に人と比べて満足する事はなく、疑い深くなるのだと思います。
死ぬ時も、場所も別々なんだけど私たちは仲間だ。とても大切な共通点なのだと思います。一旦お迎えが来そうになった私は、そう思うから一層愛惜く感じるのかも知れません。
(常陸大宮から常陸大子にがけては、リンゴの産地でもあります。市場にはあまり出回らないので、買って来ました。爽やかな酸味のリンゴで、好みなのでございます。)
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2026/09/14 11:51
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常陸大宮に心の風景を見る。
「平成の大合併」での名称変更がどうもしっくり来ない昭和生まれの私でございます。
常陸大宮市と言うよりは、水郡線山方宿駅がある山方町になじみがあります。
昔国鉄時代に、この町出身の強烈な先輩がいて「新宿、原宿、山方宿と言うのが日本の三大宿である!」と労働組合の集会で話していた。山方宿の名前を強烈に刷り込まれた。
明治時代に横瀬夜雨の妻が、山方町から嫁いだ事を最近知って驚いたばかりです。
告別式が13時からなので、折に触れては寄った田舎料理「家和楽」と言う古いお店に行きました。10年ぶりくらいになるだろうか?
11時の開店時間より早く着いたので、昔もよく見た庭園を見る事にした。しかし、何やら荒れている。手がまわらなくなったのか、終わりかけている様で心配になる。
しかし、庭園を抜けて田んぼに降りる階段があった。そこで見たのがこちらです。
大きな田んぼではありませんが、何と「おだ掛け」をして稲を干しておりました。ちょ〜久しぶりに見た光景です。手間が掛かるし、大変何だけれどお米が一層美味しくなるとの事。何より、これが見れただけでも心が和みました。
店内に入ると微妙に配置が変わっておりましたが、よく座った天然木のテーブルはそのままでした。
私のお目当ては、先ず
自家製味噌仕立ての「けんちん蕎麦」。もちろん蕎麦も自家製で、とても素朴で美味しい!このお店でしか食べられない。
そして、
絶品の「鮎の塩焼き」でございます。
綺麗で大きな鮎に塩加減絶妙!焼き加減も絶妙!皮の食感が凄いのに加え身がふっくら。良い香りがして唸るほど美味しい!
この味だ〜。来て良かった!と思う。
職人技、健在でございました。
私の方は覚えているお上さんに「久しぶりに来ましたが、やはり凄く美味しいです!」と伝えると喜んで下さった。
お会計の時に「水郡線工事の写真や古い写真が無くなってしまいましたね?」と尋ねると、久慈川の洪水があって床上まで来てしまったのですよ。それからコロナがあって換気のために取ってしまったのですよ。」と言う。
そう。この10年間、私も色々な激動があったけれどこちらも大変だったのだ。入り口を開けると囲炉裏端に腰掛けていたおばあちゃんもいなくなっていた。「大変でしたね。」と言うと「時間が掛かってすみませんでした。」とお店で販売している自家製酢味噌を下さった。何だか心が通じました。喜んで頂きました。
名産のこんにゃくに掛けられている、この手づくり酢味噌でございます。
ふと見ると昔懐かしい「サボ」が掛かっている。お上さんの許可を頂いて撮って参りました。
さて、肝心の告別式でございます。
たくさんの仲間たちが参列して、再会できるだけで楽しい。昔と違うのはお互いの健康と無事を気遣う事。そうして見えるのも仲間たちの心の風景だと思う。
もう退職して9年経つのに、JRの役職にある人まであいさつしてくれる事にも驚いた。
会社にしろ労働組合にしろ、人が作る組織と言うのは大体30年が寿命と言われている。私が「主導」した時代もまた30年ほどで限界が来た。ところが、動労水戸と言う労働組合は今年結成40周年を迎える。それは、新しく根本から立て直したリーダーと仲間たちがいたから。
一人一人の姿を見ながら、この仲間たちが一緒に生きてくれたから私の今があると思う。一人一人が愛おしくなる。
告別式が終わり、式場の外で別れ難く話していると記念写真を撮ろうと言う「お~い、写真撮ろうって。次には誰か消えてるかも知れないから撮ろうぜ!」と笑顔で呼び寄せる私。
「進行性スキルス性胃ガン」と言われ、みんなより先に消える事を覚悟した私の自然な言葉でした。
向上し続ける事は諦めはしないけれど、終わりはある。人の終わりがあるところに心もある。
往復4時間の旅になりましたが、とても良1日でございました。
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2026/09/13 11:56
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簡単で失礼します。
ヨーロッパでは干ばつで農産物に大変な被害が出ているとの事。こちらは止まない雨ながら、干ばつよりはマシかなと思ってしまいます。
いずれにしても農産物自給率がめちゃ低い日本、原発を無理くり動かして最終処分場探しをするよりも自分たちや子どもたちが食べるものについて真剣に考えないと大変な事にならないかな?原油も含めて世界的に前提が崩れている様に思います。
(大鈴大豆と言う品種で作られた納豆。とても豊かな味と香りがします。)
昨晩は、22時帰宅。軽く飲んで23時にはバッタリ寝てしまいました。
今日は、JRの後輩で私を支え動労水戸と言う労働組合を守り抜いて来た方のお母様の葬儀があります。
参列するために、突然有名になってしまった常陸大宮市に行って参ります。
と言う訳で5時には起床して、いつも土曜日にやる事をやるのにちょっと忙しい私です。
と言う訳で、簡単ながら本日はこれで失礼致します。
行って参ります。
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2026/09/12 08:03
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長雨のバス運転士
早くも週末金曜日でございます。
秋の長雨、今年は尋常でない感じがします。夜間見えにくいばかりでなく、バスの内外も汚れますので清掃が大変になります。夏の疲れが溜まっているところに、気候の変化。気持ちも落ち込んで来ますよね。
気持が晴れないのは、みなさん同じだと思う。と言う訳で、バス運転士はせめて笑顔と明るいあいさつを一層心掛けるのでございます。
あいさつが返って来ないなんて事にはめげない。片手間ではなく、一人一人のお顔を見ながら心を込めてあいさつするのです。
すると、だんだんとちゃんと返してくれる様になります。若い人だと自分に気合いを入れる様に「あざーす!」と大きな声で返しながら出勤して行く人もおります。何だか楽しい。
言葉が分からない外国人だって、同じです。丁寧にちゃんとお顔を見てあいさつをしていると、だんだん返って来る様になります。
私は、運転の技術を磨きながら、心も磨き続けている。そこに終点は無いのだと思います。
ちゃんとあいさつする事が苦手で、職場でも浮いてしまっている青年がおります。ヤンキーな車に乗りながら、実は鉄道好きで私に写真集を貸してくれた青年でもあります。甘いものが好きなので、お礼に美味しいラスクをプレゼントしましたら、こんなものをくれました。
川崎重工の電車内の表示板キーホルダーの様です。元JRではありますが、鉄道好きと言う訳では無い私。キーホルダーをもらって嬉しいと言うよりは、彼がくれたと言う事が嬉しい。彼の思い出になるからなんですね。
なかなか一筋縄では行かない若者だけど、憎めないと言うか可愛い。嫌だと感じる事は大事にしながら、良いと感じる事も大事にする。人にどちらか一方は無い。大体は、自分勝手な思惑で人を見ているだけの様に思う。
今日は、2度目の新車担当です。運転士が突然具合が悪くなって事故になる事が続いていますので、客席にも非常ブレーキスイッチが装備されております。電車では経験がありますが、バスでは押した事も、押された事もありませんのでどの様に止まるのかは分かりません。
「どの職業にも使命がある。その使命を果たしましょう。」
「飢えや貧困、病気、障害など様々な不幸があるが、本当の不幸はそれではない。自分は誰からも必要とされていないと感じる事。見捨てられた存在、それが最大の不幸なんです。」
とは、あのマザー・テレサの言葉であります。
よく吟味してみます。その通りだと思う。
すると無視したり、消えてしまえ!なんて態度や言葉はどうなんだろう。私の息子だけじゃなく、それで消えてしまった人がたくさんいるよね。
一人一人にしっかりと笑顔であいさつして行くって事は、私に取ってあなたは大切です、必要な人ですって事を心から伝える事だと思っている。非常時に構えながら、日常を生きている。
(いわゆる「B級映画」なんでしょうか?非常時でのバス運転士の強さを見せる、楽しい映画でございました。)
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2026/09/11 12:07
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はっきりしない天気と思考
秋の長雨が終わると本格的な秋到来の様ですが、異様な降雨量ではないかと感じます。
こちらでは、今日は曇り予報なのに弱い雨が降ったり止んだりしております。昨日の蒸し暑さから一転して、肌寒く感じます。お互いに気を付けないと、体調を崩し兼ねませんね。
今日は、小学校の送迎バス担当です。
田園地帯を走っておりますと、刈り取られる前の稲が軒並み倒れているのが見えます。強い雨と風で倒れたのだと思いますが、さらに雨が続いていて刈り取れないのかなと思います。
「高値」が続いたお米が一転して安くなり、採算が合わずに廃業する高齢者の農家が増えているとのニュースもありました。
お互いに目先の利益ばかり考えず、次の世代や社会の事を考えた政策の必要性を感じたりします。
(今日のお弁当です。)
バス会社の方も、バス運転士になる人がいても定着率が低い現状のままです。
私の様に、お金も無く先も短い人間は何とか意味を見出しながら働き続けるしかないのかも知れませんが、もう少し余裕がある年下の人たちが次々と辞めてしまうのです。
しかも、ほとんど予告も無しに消える様にいなくなる。
「一期一会」を大切にしたいと思う私は、その度に残念に思うのです。
でもまた、その様な出来事が今と言う時代の特徴なのかなとも思う。
他の支えが無くても、さしあたりは一人で何とかなる個が多数になった社会。高齢者はもちろん、単身者が多い社会と言うのも時代的特徴の様に思います。
他者との関わりが、さしあたりの生存条件で無くなってしまったなんて今までに無かった様に思います。そんな物質的経済的条件なんて歴史上無かった。
嫌だと思ったら「嫌だ」と言って変えるよりも、辞めてしまう。貧しい時代には、嫌でも我慢して頑張って何とかするしか無かったけれど、嫌な事を強制する事自体が許されない時代になっている。
(目下「読書の秋」でもある私です。)
時代とその中で生きる人々の意識の変化を見つめております。私もまたその中で生きているから。他者とのつながりが、私が生きる意味でもあり心からの喜びでもあると思うから。
「万物は自己にそなわる。(人は)その自己の内部に巣食う恐ろしい悪の存在を知って、所詮は自己の幻影にすぎぬ他者を信じる事は出来ない。」
学生時代に読んだ高橋和巳さんの「邪宗門」の一節が、本の中で取り上げられておりました。
簡単に言えば、自分の心の中に悪魔や卑劣があるから他者を信じられないのさ。それに気付かない人って、幸せだよ。って事ですね。まあ、「俺は正義だ!」なんて自称するのは眉唾物か、極悪かって事になってしまう訳だ。
だからね。心をこめた行為ってのを感じると、人は深く感動するのだと思う。作られた感動でなく、心からの行為。
それができるのも人間。と言うか人間にしか出来ない事。悪魔にもなれれば、仏にもなれる。で、そんなの関係ないよってどっちにもならないって選択もできる。
まあ、色んな人がいる訳だけれども、今の時代ってその人たちそれぞれが自分自身の主人公として生きるために、お互いの違いをしっかり見据えて共に生きる道を見つけて行く。スーパーなリーダーが引っ張る時代でなく、それぞれの存在と気持ちの中に次の時代を見出して言葉にして行ける事が大切かなと思う。
だから私は、まとまらない。
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2026/09/10 11:32
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