辻川慎一つくば便り

一見孤独な高齢者の夢想。

今日は、久しぶりの雨です。
雨の日の外仕事は憂鬱になりますが、降るべき時に降らないと農作物に被害が出たり、水不足になったりと別な問題が発生しますので「慈雨」と考えるべきでしょうか?

私の庭の小さな畑も、寂しくなった私を励ますかの様に久しぶりの豊作であります。

キュウリ、ナス、ピーマンが次々と実り、トマトは色付くのを待つばかりになっております。

今日は、小学校の送迎バス担当です。雨の日は傘をたたみながら乗車し、添乗員さんが傘立てに入れますのでいつもよりも時間がかかります。

時間がかかろうとも笑顔で安全確認。ドアを確認して閉めて、周りの安全確認をしてゆっくりスタート致します。

何か起これば、結局大変な時間と打撃が待っているだけですので、急いだり、焦ったりが一番危険なんですね。

と言う訳で、無事に朝の乗務を終えて、雨の公園駐車場ランチでございます。


コチラの公園の赤松の幹がなかなか立派で、色も綺麗です。日陰の散歩道になりますので、夏はたくさんの人が訪れます。そうなると公園ランチは難しくなります。



雨に濡れながら、ケイトウの燃える様な赤が見事です。でもやっぱり、写真よりは実物が深い赤をしております。


今日は、以前は飲料メーカーの自販機補充のトラックを運転していた青年と一緒です。

お話しを聞いていましたら、お母さんが外国人と言うので驚きました。「高安と同じだね!」と言いましたら「すみません高安って知らないんです。」なんて言われてしまいました。今どきの若者は相撲なんて興味ないよなと思いながら「土浦が地元で、こちらでは人気のある力士なんだよ。」と説明は致しました。

何気に、その青年は私の仕草を真似るのでございます。

私が良く手を振るので、私に小さく手を振って見せるかと思うと、片手を立てて拝んだりするのでございます。

「何だか仏になった感じがするよ。」と言うのですが、止めないんですね。私の方は、いつも通りに笑うしか無いのですが。

中古で400万円以上するスポーツタイプの高級車に乗って、筋トレを続けていて割れた腹筋の写真を見せてくれたりします。

「今日の休憩時間はどこに行くの?」と聞くと「一言主神社にパワーを頂きに行きます。」なんて言う不思議な青年なんですが、「不思議なのはあんたの方だよ。」って言われるのでしょうか?


こちらは、庭の新しい仲間「メランポジウム」。横文字の名前はなかなか覚えられません。


どうして、私の仕草を真似るんだろう?って思いましたが、どうも嫌な事では無いらしい。

「ミラーリング」と言うらしく、好意や興味を持っている相手の行動を無意識に真似ることがあり。相手への共感を示すサインと捉えることもできる。とありました。

仕事の細々したところまで、良く相談してくれますので、出来るだけですが、どうしてそうなっているかを含めて細かくかつなるべく分かりやすい様に説明して来ました。無用に傷つけられない様に。

何が大変と言って、結局人間関係であるのはどこに行っても同じだと思っておりますので。

まあ、そこら辺が「優しすぎて厳しくできない。」と言われてしまう原因だとは分かっているのですが、死んだ息子がいつも胸の中にいるからなんだと思います。

子を失った人の悲しみと無念は、人の心があるのであれば消えないのだと思います。

誰しもが人の子であるのですから、私には愛おしい存在なんですね。

一人になって、寂しさを感じられるからこそ、一人で人を思う大切な時間ができた様に思います。

まあ、青年くんにも、子どもたちにも嫌がられてはいない様ですが、一体これからどうしたものでしょうか?

まあ、とにかく青年くん共々、午後の送りを無事にやらなければなりませんね。そこは厳しく。

みなさまも無事でお願いします。





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