山法師(ヤマボウシ)
乗務が終わり一息つく間もなく、班長としての仕事。
さらには「みんなのために」と会社の幹部との話合いを致しました。
簡単でない事は承知の上でしたが、みんなの要望は伝えなければならないと頑張りました。
曖昧な意思やメッセージでは、伝わらないのは日々の運転でも同じ事だと思います。
しかしながら、本当に自己顕示や私欲のためでないのか?が一つ一つのやり取りの中で自分が問われます。

かなり疲れて、ふと見ると山法師(ヤマボウシ)の清廉な姿が目に止まりました。法曹の姿に似ていることから命名された様です。
何だかホッと致します。
今一緒に働いている介助人さんから「辻川さんは、自分の感情を出さないのが凄い。」なんて言われました。
確かにバスを運転していて、自分の感情にとらわれている訳にはいきません。
「あんたは全然見てないよ!」「どんな時にも慌てるな!バックはゆっくりで良い。」と言う年下の先輩の厳しい言葉を肝に命じながら運転しています。
「そう見えますか?感情が無い訳では無いんですよ。失敗と反省がたくさんあるので感情的になってる余裕も無いのです。」なんて話をしたばかりでした。
そうか。人に対して自分の感情を出すのも自分本位なのかも知れません。相手の気持ちや感情より、自分優先なんですよね。
本当は、とても怒りっぽかったんです。みんなのためだなんて思い上がっていました。
目の前の人や仲間たちの協力無しに、本当は何も解決できないし、離れてしまうだけなんです。
山法師の花言葉は「友情」だそうです。そんな感じがいたします。

山法師の実の写真です。
マンゴーの様な、バナナの様な、アケビの様な甘い味がして、目の疲労や滋養強壮にも効くとのことでドライフルーツにすると濃縮されるとのことです。
一体どんな味なんでしょうか?
秋になったら、味を見てみたいと思います。
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