辻川慎一つくば便り

油断(心の灯火を消さない事)

今朝もかなりの寒さでしたが、寒さよりも血中アルコール残量に青ざめた朝でございました。

10時間あれば、まさか残らないはずとちょっと過ぎてしまった様です。3時に目覚めて、どうもおかしいと測って見ましたらかなりの数値。ヤバい!と食事をしてからひたすら水を飲みました。しかし、なかなか下がらない。しかし、他に方法は無い様なのでまた水を飲む。

なかなか下がらないのですが、徐々にではなくある時点で急に下がる事に驚く。しかし、まだ0にならない。なのでまた飲む。あ~まだダメだと反省しながらまた水を飲む。そうしましたら、出勤時間1時間前になってガクンと下がって0数値。胸をなで下ろした次第でした。

ところが飲んだ水が、2.5リットル。出勤したら頻繁にトイレに行きたくなる。予想はしておりましたが、寒さもあって大変でございました。バチが当たった訳です。

そんな時にも、色々と考えます。一番大切な事は、信用を失い、仕事も失うと言う事。せっかく積み上げて来た事が全て水の泡になる。油断大敵と言う言葉が浮かびました。


美しく紅葉した南天を頂きました。「難を転じる」縁起の良い木でございます。赤も鮮やかですが、オレンジ色も珍しく美しいと感じます。


ところで

「油断」とは、物事を軽視したり見くびったりして、必要な注意や努力を怠ることを意味します。

とありますが、どうして「油断」なんだろう?と思いました。

そうしましたら、お寺の灯火を絶やさないために油を1日も絶やさないと言う事から来ていた。しかも、それには心の灯火を1日も絶やしてはならないと言う意味があるのですね。心を傾ける事が、心の油と言う事になります。

単に技術的な事を言っている訳ではない。なのでLEDだから大丈夫と言う事でも無い。

心を傾ける事を怠るのが油断と言う訳です。


(午後の光を浴びて、張り替えた障子に風船葛のシルエットが映ります。)


JRの後輩からは、常磐線で「ハットフィールド破断が起きた。」とのメールがありました。イギリスの鉄道事故からの命名だそうです。

レールが疲弊して縦割りにヒビが入って行く。気づかずに放置すれば、ある時点で粉々に崩れてしまう。大丈夫と油断していると破断して、大変な事故になる。

技術的な事は分かりませんが、結局は人がどう判断するかにある様に思います。何事も常にそうであった様に、最後は人の様に思います。

そこには図に乗って甘く見ると言うスキを許さない厳しさがある様に思います。

他人事では無いのですね。大人の、あるいは仕事人の優しい笑顔と言うのは厳しさがあって深いものとなる。

どうも、私はまだまだその域では無いなと反省するのでございます。心の灯火を1日も絶やさない様に、何事にも心を傾けてと自分に言い聞かせないといけません。

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