我が家の庭に、何故か一輪の「相思花」が咲きました。

日本では彼岸花で不吉に感じる人が多いみたいですが、花が咲き終わってから葉がでるので韓国では見る事のできないお互いを思うと言うので「相思花」。こっちの方がロマンチックですね。咲き始めは、やはり美しいと感じますので何やら嬉しくなりました。
昨日は、「無呼吸症」の精密検査の結果を聞きにお医者さんに行きました。
結果は、1時間当たりに10秒以上の無呼吸が24回あるとの事で「中の上」。30回を超えると重症で、対策機器を装着しなければならないとの事でした。
医師は「現状だと高血圧や脳卒中のリスクがあり、5年生存率が低くなるので機器を使う事をおすすめします。」との事でした。
一人暮らしで、いびきが酷いのか分からないので、一緒に旅行に行った友人に聞きましたら「気になるほどでは無かったですよ。」と言って頂きましたので、やはり肥満型の無呼吸症とは違い加齢型なんですね。
と言う事は、毎月4000円以上のお金を掛けてず〜っと使い続けなければならないと言う事になります。代用にマウスピースと言うのもあるのですが、こちらを歯科医で作ると2万円以上かかるとの事でした。
リスクはリスクとして甘く考えてはならない様に思いますが、一生機械頼みで安心なんて情けないと思ってしまいます。
要は「かなり注意なから、経過観察」と言う事ですので、次回(来年)まで自力で改善を図ってからと考えた次第でございます。5年生存率よりも怖いのは脳卒中の方。大きめの身体で、自分の事を自分で出来なくなる方が生存率の問題より私には深刻ですし。
身体の運動はしておりますが、確かに口や舌、喉は確かにやって無いよな〜。と思い直しました。医者や機器頼みでなく、ここでも自助努力が大切だよって気付かせて頂きました。

(鳥の唐揚げランチを作ってみました。下ごしらえをしたのですが、どうも優しい味になってしまいます。)
ゆっくりと良く噛む事もますます大事ですね。試しに自分が歌う姿を動画に撮って見ましたら、どうも自分で聞こえているのと違う。良く見て見ましたら、口がほとんど空いて無いのです。自分では開けているつもりで開いていない。だから声の通りも良くないのですね。そうすると舌も動いていないと言う事になります。
そんな発見もした次第です。

(玉子焼フライパンの蓋を作った成果でございます。焼けたかなと言うタイミングで、蓋にそのままひっくり返して乗せてスライドさせながらフライパンに戻し、焼けて無い面を焼くと言う訳です。)
そんなこんなと工夫しているところに、職場の先輩同僚の訃報が届きました。
色んな経験のお話しをしてくれたりしてくれて、私を見ると嬉しそうに挨拶してくれた方でした。誰しもに物語がある様に、彼の物語の一端を聞かせて頂きました。
大病もあったけど今は何ともないよ。辻川さんより、俺の方が若いと思うよ。なんてお話しをしたばかりでございました。73才でした。奇しくも私の生存率が5年なら73才でございます。
誰しもいつお迎えが来るかは分からないのですが、訃報を聞く度に分かる事は自分が生き残っていると言う事です。
だから生きている今を大切にしよう。生きている人を大切にしたい。死んだら何もできないのですから。
そんな事を学びます。亡くなった人を悼む事も生きているからできる。死んだらできないのです。
なので、憎しみや怒りに囚われて生きるなんてのはまっぴらごめんなんですね。
多少ひどい目に遭っても、愛した方が幸せだと思います。命の儚さ、絶えず移ろい行くものへの哀しみがあるからこそ優しくなれる。愛する事ができる。
もう急ぐ必要は無い。ゆっくり感じて、愉しもうよ。私は、バスの運転も人生もスローダウンしております。もう急ぐのも止めました。すると新しい景色が見える。
Slow down, you move too fast
You got to make the morning last♪
もっとゆっくりで行こう 早すぎるよ
朝を目一杯 味わわないとね
昔聞いたサイモン&ガーファンクルの曲の詞が浮かびます。
https://youtu.be/CosnWpxHkv0?si=izDVfL8zoZF4SBzi