辻川慎一つくば便り

揺るぎなく待ちました。

一晩中、強風と強い雨でございました。何度も目覚めて起きてしまいました。

電車運転士をしていた頃は、満員だとブレーキが効かず足を踏ん張りながら停車する夢を見ましたが、昨晩はバスを運転してミスをする夢を見てしまいました。

最近の電車運転士は上手いね?とJRの仲間に聞いたら「辻川さんの時代の電車とは全然性能が違いますよ。」と笑われました。

まあ、40年も前の車両ですからね。
バスも昔とはずいぶん変わっている様です。


午前中の乗務を終えて、一時帰宅。


今日のランチは、野菜たっぷりの餡かけ焼きそばでございました。

麺にパリッと硬焼きそばにしてくれて、そこに餡をかけてくれます。

私の好物を妻が作ってくれました。


(おなじみのハルジオン)


何故か、昨日も今日もシートベルトを外してなかなかしてくれない子供がおりました。別々の子です。

もちろんシートベルトをしないで運転する訳には行きませんので、バスは発車できません。

無理にやっても、外すのは簡単なので本人にやってもらうこと。つまり同意と承認が必要なんですね。

介助人さんが困っているので、私も子供のところに行きます。

シートベルトをしないとケガをすることがあるから、バスを発車できないんだ。みんなが学校に行けなくなるんだ。やってもらえないかな?

決して怒りはしません。
納得して、同意してもらう。
私の話を、周りの子供たちも聞いています。

私の方は、シートベルトをしてもらえないなら決して発車しません。

バスの中では、私に命と安全を守る第一の責任があるのですから。

昨日は、それで10分遅れましたが子供さんが、自分でベルトをかけてくれました。自分の意思でかければ外しません。

私は「○○さん。ありがとう!」と言ってからバスを発車させました。

そして、今日の子も嫌だ!と首を振っていたのですが、最後にはやはり自分からかけてくれました。

今度は介助人さんが「ありがとう!」と言う声が聞こえました。

お陰で、今日は無事定刻に学校到着できました。

私は思います。自分の揺るぎない立場と意思に相手への思いがあり、それを誠実に相手に伝えるなら子供であれ分かってくれるんだと。


自分が揺らいでいて、相手への思いも半端だから怒ったり、脅したり、誰かの権威で言うことを聞かせようとすることに無理がある。

誠実でないなら、信頼も生まれない。
信頼無き強制は、人の存在を否定し、生きようとする気持ちを奪うのではないかな。

元気良く「行って来ます!」と言う笑顔が、全てを物語っている様に感じました。




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