辻川慎一つくば便り

面倒くさい人って?

大型の車は、道路の水を巻き上げながら走るので雨が降ると泥水でボディが汚れます。

子供たちとは言え、そのまま乗せるのはこちらの気分が宜しくありません。

腕の良い先輩方は、バスも自分の車も綺麗にしています。

車と運転に対する姿勢を感じます。

私の方は、先輩たちに学ぶばかりでございます。

 
(マツバウンランの群生。野草も次々と入れ代わります。ただ雨と日照不足で野菜の出来は良くない様です。)


昨日は、何故か「面倒」な子供たちがバスに乗らなかったのでスムーズに帰庫できました。

「面倒な人」がいないと、なるほど効率的で速いんだなと実感した次第です。

果てしない生き残り競争で、効率化や生産性を至上命題とする企業が「面倒くさい人」たちを排除したがる訳です。

ところで「面倒くさい人」って何だろう?

「面倒くさく無い人」ってどんな人だろう?

なんて考えます。

かく言う私自身「本当面倒くさい人だな〜」と言われながら、仲間たちに大事にしてもらって来ました。

「面倒くさい人」がいないとスムーズなんだけど、何だか何も残らないしつまらない。

誰かを面倒くさいと思っているけど、本当はみんな面倒くさい。


(焼き方や茹で方にこだわりがあり「面倒くさい」と言いながら、絶妙に焼き目を入れてくれる妻。)


「私はうるさくないし、面倒はかけない!」と言うと「あなたみたいな面倒な人に会った事が無い!」と言われます。

毎日見ていると、子供たち一人一人が簡単ではない。

なかなか厄介だ。効率的でも何でも無い。

厄介で面倒な運転士と介助人さん。そして、名前を付けられることで人間社会の一員になった唯一無二の子供たちと一緒に、法定速度で公道を走る。

バスを見たら、先を急ぐドライバーたちは厄介で面倒くさいから避けたいと思う。

厄介で面倒くさいなら子供をつくらないことだ。そして先ず自分自身が一番面倒くさいことを自覚することなんじゃないかな?

実は面倒だと思わされている一つ一つの中に、生きる意味の本質が隠されているのかも知れません。


(やはり、私の好きな海鮮で「残り物シリーズ」と言いながらチヂミも作ってくれました。美味しゅうございました。)


「面倒くさい」なんて言葉に乗せられず、本当に大切な事を見つけながら、午後も頑張ります。


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