辻川慎一つくば便り

良い連鎖、良くない連鎖

「ショックー!上島さんまで死んじゃったー。」と高学年の女の子が、バスに乗るや私に告げました。

「上島って上島竜兵さんのことかな?」会話する時間は無いので考えました。

確かに彼の様子と言うか、目が尋常でない感じはしていたのです。

渡辺裕之さんの自殺にもショックを受けていたので、バスを降りる時に「あまり落ち込まないでね。」と話しかけました。

人は周りを見て気にしているので、良いことも良くないことも連鎖する傾向があります。


(収穫の時期を過ぎてしまったのでしょうか?我がガーデンの葉が巨大なニンジンです。)


いつもランドセルを背負ったままでシートベルトもしてくれない子に「ランドセルどうしようか?」と語りかける。あれやこれや気になる事があるみたいで急かさずに手を貸しました。

すると自分からランドセルを置いて、程なくシートベルトもしてくれました。

それを見ていた他の子が「今日は自分でやったね!」と言葉をかける。

「本当だね!ありがとう!」と私。

誰かが上機嫌だったり、不機嫌でも「今日は楽しい事があったんだよ!」あるいは「お腹が減ってるんじゃないかな?」と教えてくれます。

子供たちは、子供たちなりに周りの子の気持ちになって話してくれるのです。つまり、心を動かしているのだと思います。

人の立場に立って考えよう!とか人の身になろう!とか言うけれど、何だか目先の事ばかりで人と比較しかできない大人の方が忘れてしまっただけじゃないのかな?

そんな気がいたします。

自分は「他の人より立派な事をやっているし、役立っている」と、偉そうな事を言って心を忘れてしまった大人たちよりよっぽど人らしいと思います。


(今日の愛妻ランチは、ラム肉のハヤシライスでございました。冴えない盛り付けは、私でございますが。)


「本当に大切にされている人は、自殺したりしない。」と妻が全力で教えてくれました。

だから、やはり問われているのは私たち自身なんです。

本当に本気で大切に思い、それを言葉と目と姿勢で伝えるなら人は自殺しない様に思います。

特に家族が決定的だと改めて思います。

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