辻川慎一つくば便り

みかんの花

連休明けの1週間。
木曜日って何だか重くないですか?
金曜日になると明日は休み!って感じになります。

心の持ち方で、時間の感じ方も変わります。

今朝は、事故渋滞もありました。片道二車線の道路でしたので大した遅れは無かったのですが、二日前にも同じ交差点で事故があったばかりです。

バスを運転していて、茨城のドライバーは特に「譲る」ことをしない様に思います。

バスに譲るのが嫌なのは分かりますが、譲りたくないのはバスだけではありません。

譲ったら負けで、損をする!
何だかみんなして競争している感じさえします。


(小さな庭に、三種の柑橘類を植えているのですが、福来ミカンの花が初めて咲きました。妻が「ミカンはあなたの誕生花なんだよ。」と教えてくれました。)


昨日は、法定速度で走る私のバスを「後ろのバスが煽っています!」と介助人さんが言いました。

同業者にもせっかちな人がいる。
「きっと昔からの腕の良いドライバーなんでしょう。」と私が言うと、子供たちが「あの運転手さんサングラスしてる!怖い〜。」と言う。

みんなで笑ってしまいました。

時代が変わっても、昔からのままなのかも知れません。

私の会社にも同じ様な人がおりましたが、辞めてしまいました。


(一冬越えたニンジンですが、包丁で切れないくらい根も茎も固い。仕方が無いので葉を食べたらとても美味しい!)


大型二種免許取得のために自動車学校に行きましたが、その授業で「高速道路で同じ行程を追い越しながら行っても結果的には大した時間の差にはならない。」と言う話もありました。

そう、信号や交差点のある一般道ならなおさらです。スピードを出して、道は譲らず、我先に!で一体どれだけの時間が節約できるのでしょう。

途中で事故になれば、時間も、車も、お金も無駄になる。怪我をしたり、させたりしたら一生の後悔にもなりかねません。

自分は大丈夫だ!に何の根拠もありません。

私の方は、たくさんの子供たちの命を預かっていますのでぶつかったら負けで、大変な事になります。

道はどんどん譲る。
先を急ぐよりも命の安全。

子供たちがシートベルトをしてくれないなら、してくれるまで待つ。

効率化や速さを競う世界と違う仕事をしている。

路面電車があったところでは交通事故が少なかったと聞いた事があります。
ゆったりと都市を走る電車が優先だったからですね。

きっとバスも交通事故を減らす役割を果たしているんじゃないかな?

私が働く会社では「効率化を優先させると安全がおろそかになる。安全は、全てに優先する。」と言っています。

まあ、労働者の意識頼みの面はあるのですが、同じ交通会社でも違うのでしょうか?


(60代にして髪の毛が黒くなり、増えて来たのは妻の食事の影響が大きいと思います。)

私たちは、何のために働き、何のために生きているのでしょうか?

人より、一分早く着いて勝ち誇るために失っているものは大きくないのかな?

勝つって何だよ?なんて思います。

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