辻川慎一つくば便り

断捨離

断捨離は、自分が本当に価値を見いだしている物がかをあらためて考えるために本当に必要なもの以外を思い切って処分することなんですね。

私は、学生時代からため込んだ数千冊の蔵書を離婚や引っ越しで整理して来たのですが、残した数百冊がありました。

今回は、思い切ってそれらも処分しました。

その一部ですが、いずれも学生時代から国鉄、JRへと何度も読み返した本でございます。

自然現象を科学で説明できる事に驚いた様に、歴史と社会を経済法則的に説明できることに「解放」される思いがして、労働組合運動での実践に真っ向から取り組んだのですが…。

自然を制御できるどころか破壊し続けている様に、経済法則で歴史と現在を解明仕切ることなど出来ない。

何より「約束された理想」は、現実に生きる人間を理想の下にしばりつけることで、本当の生命力を奪う事になる。

会社であれ、組織であれそれを背景として生きて来た者は、それが自分の力だと勘違いする。

しかし、本当の力とはそこを離れた時に問われるのだと思います。

そして、一人の人間存在を守るのが、人に他ならない深い事実もそこから学ぶ。

それは、私自身の現実なのです。

だから、断捨離をして自分自身を見直す。

そして家族や仲間たちを見直すのです。

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