仲間たちからの知らせ
みな様、8月になるとバスの運転士になって三年になります。9月になると65才で賃金ダウン、社会保険も自己負担になります。
若くはありませんし週末には目が痛みますし、かなりヘトヘトになります。
それでも4時には目覚めてしまいます。
不安や辛さは人それぞれ誰にもあると思います。
でも、私だけでもあなただけでもありません。

(雨の中、あちこちで「山法師」の花が咲いています。不思議な花ですが、実は美味しいそうです。)
JRの仲間から、41才の後輩が亡くなったと連絡がありました。
私は、その後輩を良く知らないのですが仲間たちは「良いヤツだった!」と言います。
そして、JR採用の後輩たちの中に昔の私たちがされた「人材活用センター」の様な、決まった仕事の無い状態に置かれている人たちがいると言うのです。
死因は明らかではありませんが、いまだに35年前と同じ事をしていると言う事実がある事に深い憤りを感じます。
組織と言うのは、明確な反省と是正無しには同じ過ちを繰り返します。
縦割りで、効率的組織であれば余計にそうです。
現実や人は、単純でないのに効率化や生産性、利潤重視で単純に割り切ろうとする。
それは横の連携を排除する傾向を持つ。だから、労働者の横の連帯である労働組合を排除しようとするのですね。
ところが、バラバラに専門化された組織は効率的ではあるけれど、全体的には関連しながら動いているのですから連携無しには必ず失敗が生まれるのです。
その小さな失敗も効率化と利潤の前で無視し続けたら、大失敗を生む。
幾度も繰り返されてきた、大事故の教訓でもあります。

(ヘトヘトの私に、やはりヘトヘトの妻が用意してくれました。食べ物は、大事だと毎食教えてくれます。)
横の連帯と言うのは、現実に起こる様々な事、天災、人災に対して私たちが人間として、仲間として生き甲斐と充実感を感じながら生きる基本的あり方だと思います。
つまり、全体を見ながら自分の役割や位置をはっきりさせて行くために横の連帯は不可欠であると言う事では無いでしょうか?
何だか、そこんところが詰まっている。生産性と効率化で、今までは切り抜けて来たから…その成功の記憶のまま今までと違う時代が来ているのにやれると発想して無いのかな?
新しい時代に生き、今を生きる若者たちだって単純ではないと思う。
それを単純な生産性や効率化ですり潰さないために、横の連帯を広げなければならないと思うのです。私たちは、同じ時代を生きる仲間なのですから。
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