辻川慎一つくば便り

人の話を聞くこと

みな様、仕事だった方には申し訳ありませんが、ゴールデンウィークもあっという間でした。

私も明日から仕事でございます。

昨日は、職場の後輩が訪ねて来てくれてランチを一緒にしてから、3時間ばかり話を致しました。

労働組合や政治党派をやっていた時は、何だか話を聞く事自体が仕事と言うか義務みたいで本当に相手の話を聞いていたのか、今では疑問に思います。

何か目的や結果を求めた話しと言うのは、人の関係としては邪まだった様に思います。

相手を見ている様で見ていない。話を聞いている様で聞いていない。

本当は、限りある命を生きて、凄いめぐり合わせがあって同じ時を過しているのにもったいない事をして来たと思います。

職場では、聞けない事をたくさん聞く事ができたのはお互いにでしたが、楽しい時間を過ごす事ができました。


小さな庭ではありますが、植えた植物たちも毎日の様に良く見ないとたちまち虫たちに食べられてしまいます。

毎日見ていれば、殺虫剤を使う必要もなくブラシ一つで駆除できる事が分かって来ました。

殺虫剤を使わないためか、今日梅の木を見ていると綺麗な蜘蛛を見つけました。

「ハナグモ」です。小さなクモなのに、自分より大きな虫を食べてしまう様です。

庭を綺麗にしたい身としては、有り難い生物なのかも知れません。


連休最終日。


妻とお気に入りのパン屋さん「麦童」に寄り、牛久沼の畔でコーヒーを飲みながらのブレックファースト。

ぜいたくな時間を過しました。

聖人君子でもない私を新たな家族として一緒に生きる覚悟をしてくれた妻の話しも、本当にちゃんと聞いてこれたのか反省しながらですが。

失敗と反省は、自分を大切にして一緒に生きている家族や仲間たち、そして今を共に生きる人たちとどう生きるかと言う人としての誠意なのかも知れません。

つまり、問題は他の誰かではなく自分にある。自分が何を大切にして生きるか?

本当に大切なものや人がある人は、他の人の大切なものや人も大切にできる。

とは言え、若い後輩の好きなものを聞いて簡単に理解できない事自体が良い経験だった様に思います。

人を通じて世界が広がるのも、お互い様なんですね。

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