辻川慎一つくば便り

7割は人の話しを聞く様に

朝夕は、秋めいて来た感じがしますが昼間はめちゃ暑いですね。

昨日は、担当小学校の夏休み明けの登校日でございました。何と夏休み前と夏休み明けに小学校のスクールバス担当になりました。

子どもたちばかりでなく、添乗員さんたちとも久しぶりの再会になりました。

シルバー人材で働く添乗員のみなさんともすっかり顔なじみになり、あいさつしてくれるだけでなく話しかけてももらえます。

午後は2便あって40分ほど待機時間がありました。「バスのエンジン止めなきゃならないから大変だね。こっち涼しいよ。」と木陰に誘って頂き、四人の方々のお話しを楽しく聞きながら、時々合いの手を入れて談笑しておりますと、あっという間なんですね。自然に和に入ると言う事の楽しさを思います。


(JA直売店で「赤瓜」と言う珍しい瓜を見つけました。「赤モーウィ」と呼ばれて沖縄伝統の野菜との事です。)


私の担当バスの添乗員さんは、70代の女性でした。回送の時には、いつも楽しそうにお話しをしてくれる人です。友だちがたくさんいらっしゃる人です。

お盆には、故郷福島へお墓参りに行きましたか?と聞きましたら「福島へはお彼岸に行きます。お盆は娘のお墓参りでした。」と言うので「娘さんはお二人だったのですね。ずいぶんと早く亡くされたのですね?」と尋ねましたら「4年前に28で突然亡くなってしまったのです。頑張って自分のお店まで建てたのに。」と話してくれました。

「それはお辛かったですね。実は私も息子を28才で亡くしました。自殺でしたが、13回忌が終わっても悔やみ続けているんですよ。」とお話しをしました。「分かると言ってくれる人もおりますが、子を亡くした人でないと分からないと思います。気持ちですからね。」と言いますと「そうですね。こうすれば良かった。どうして気付かなかったのかとか、後悔がありますね。でも、いつまでも私が悲しんでいる事を娘が望んでいるのかなって思い、笑顔で生きないとって考え直して来たのですよ。」とそんなお話しをして下さいました。


(赤モーウィ。ふつうの瓜よりしっかり固めなんですね。厚切りをして生で食べてみてから、炒めて見る事にしました。味付けは、塩に胡椒にナンプラー。いやぁ、またしても絶品「酒の肴」になった次第です。)


笑顔が絶えず、人の心配も絶やさない人ですが、絶えず女友だちが来て「話が終わらないんです。」と言います。「どんな話しをするんですか?」と聞きますと「結論の無い話しですよ。みんな聞いて欲しいんです。だから何なの?なんて言っては行けないの。7割は、人の話を良く聞く事が大切なんですよ。」と言ってくれました。

「そうですか。男同士だと結論の無い話しなんて下らないなんて思ってしまいますからね。」と言いながら、だからと言って大した事も出来なかったよなーと自分を振り返りながら聞いておりました。

もしかして、女性のおしゃべりの方が、人類史的には深い必然性があるのかも知れない。なんて。だって生命史に男が誕生するのは10億年遅れている訳ですから、奥の深さが違うのかも知れませんね。

ひょっとすると、自分たちで凄いと思っている男の話しの方が下らないのかも知れません。戦争をやるのも男主導ですからね。

そんな事を考えさせられながら、12年以上引きずる私は、4年しか経っていない彼女の生き方に学んだ次第でございます。


(こちらは、亡くなった母が娘を思い、幽霊になって会いに来たお話しでした。)


バス運転士になって、色んな人の人生に出会い、人を運びながら運転だけでなく人生を学ぶ日々が続きます。自分を改めながら。有り難い事だと思います。

明日も小学校の送迎バス担当が指示されております。どんなバス担当であっても、しっかり責任を果たす事が信頼の土台ですね。いい加減な運転士だったら、本当には人の和には入れてもらえない事も学んで来ました。

まあ、そこは認めてもらえているからの事だと思います。

みなさまも暑い中でのお仕事は大変かと思います。どうかご無事でお過ごし下さい。

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