辻川慎一つくば便り
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さよならだけが人生だ。
おはようございます。
大腸ポリープを切除して、1週間アルコール禁止を申し渡されておりましたが一晩禁酒して、昨晩は飲んでしまいました。
午前中にお一人、午後にはさらに一人、大切な出会いと思って来た方に「会社を辞めます」と知らされました。
突然でしたので内心ではショックがありました。
毎日の様にお顔を見て心配したり、笑顔を見ると安心したりしていた人が急にいなくなると言うのはとても寂しいものです。これから、幾たびそんな事があるのでしょうか?慣れて行くものなのでしょうか?
(昨日は、久しぶりに朝乗務後担当バスの定期点検で整備工場行きを指示されました。昭和そのままの懐かしい感じがする工場です。)
出会いがあれば、別れの時も必ず来るのは命ある者の運命なのですが、去る人にもそれぞれの理由や事情があります。それを受け入れ様としても、なお寂しいのでございます。思いがあった人は尚さらですね。
では私自身はどうだったのか?と考えます。とても大切に思ってくれた人たちに対して、礼を失する事は無かったのか?その人たちの寂しさを、私自身は思っていたのか?と。
今の職場でも「辻川さんがいてくれるだけで安心する。ずっといて下さい。」と言う人がおります。
昔からの仲間たちにも「辻川さんはいてくれるだけで良いんだ。」と言ってくれます。
しかし、ギリギリの状況でJRを離れる時に仲間たちの寂しい気持ちを思えていたのか?息子の死地で働く事を決めた時に、両親の寂しさを思えていたのか?
そう言う事を反省致します。
自分の寂しさを感じる時に、去られる人の思いを感じる事が大切なのだと思います。それを忘れてはならない。
儀礼の問題でなく、それが礼儀の根本である様に思います。
ひたすら待つ内視鏡検査で読んでいた本です。
ポーランドのユダヤ人、医師で教師だったコルチャック先生。孤児院を作り、子どもたちの自治で運営させた。ポーランド自体が何度も国を失う悲劇の歴史があるのですが、その中でユダヤ人は差別され続けた。ポーランドは、ナチスヒトラーと同じファシズム体制を取るのですが、結局ナチスに占領される。(共同歩調を取れば安全なんて事は無い。歴史が教えておりますね。)
ご存知の様にナチスは、過酷なユダヤ人狩りをしてゲットーに隔離し、アウシュビッツ等で大量殺戮をする。
コルチャック先生は、子どもたちとの別れを拒否して一緒に銃殺された。彼の亡骸がどこにあるのかも分からないそうです。
別れを拒否すると言う生き方もある。
3・11の時にも、その様に生き、亡くなって行った人たちもおりましたね。
その様な人たちと言うのは心に残ります。
人を思い、自分を思う。
やはり、事ある毎に、忘れてはならない言葉の様に思います。
さよならだけが人生だと言う言葉は、中国の武陵と言う人の漢詩から来ているのですね。
「花が風雨で散るように、人生は別離に満ちている」
を井伏鱒二さんが、日本語で表現したとの事です。
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2026/03/14 07:28
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内視鏡顛末記
運転士を続けるために仕方なく掛かった医者でありますが、やはり病院と言うのは合わないな〜と思った1日でございました。
健診で血便が出ていると言うので、大腸の内視鏡検査を予約して受けました。
前々日から食事制限を初めて、前日は決められた食べ物だけ。
こんな感じでございます。3食で2200円とありました。
当日は朝食抜きで朝から医院へ。午前中は、便が透き通るまでひたすら下剤を飲むのでございます。
こんな個室でございました。時間を図りながら下剤と水を飲むので、リラックスどころではありませんでした。
ようやく透き通りましたら、さらに待機する事2時間半。検査の前に点滴が始まりました。検査が始まる時には「腸を柔らかくする薬」が加えられます。
要するにずっと薬漬けなんですね。
それでいよいよ内視鏡検査。肛門からカメラが入れられる。胃の内視鏡検査の苦しさを経験した事がありますので、鎮静剤無しで大丈夫かと心配していましたがさほど大した事がありませんでした。
腸を広げるために炭酸ガスが使われるので、お腹が張るのを我慢したくらいでした。
そのうちに「ポリープを見つけたので切除します。」との事。カメラのホースから別のワイアー状のものが入れられ、パチン、パチンと言う感触がありました。切除して、傷をを小さなクリップ3つで止めて止血した事が後で分かりました。
長い時間に思えましたが20分程度でしょうか。
ようやく終わってから、ストレッチャーのまま別室で30分安静に置かれ。さらに個室に戻り30分休憩してから、医師の説明を受けるのにさらに1時間待合室で待つ。
9時に医院に行って、終わったのは17時半。薬漬けになりながら8時間半。まあ、昔ならば大変な手術だったと思いますし、大きな病院なら1泊する様ですので医療技術の進歩の凄さは感じます。
しかしながら薬漬けが身体の打撃にならない訳が無いのでございます。
ずーっと動かずにゆっくりしていたはずなのに、終わるととても疲労感がありました。
ポリープの映像を見せて頂きながら「これがガンになる可能性がある。」との説明でしたので、悪性では無かったのですね。
で、2個切除した代金が2万円超えでございました。それにも疲労感がありました。
身体の打撃になって、安心を買ったことになるのかな〜?
お金と時間と身体の打撃。やっぱり病院は嫌いだし、2度とごめんだと思いました。
やはり病気にならない生活や努力の方が、私には合います。
さすがにノンアルにしましたが、疲れて眠れた事だけが良かったかも知れません。
誰かや何かに頼る前に自助努力をしながら、人を大切にしておりますと助けてもらえる事も分かって来ました。
自分が大変な時に、人を思える人が改めて本当に強い人なのだと思います。
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2026/03/13 12:11
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まさかの坂
おはようございます。毎日お疲れ様です。
私の方、本日は大腸の内視鏡検査でございます。明日も乗務のため、鎮静剤無しで行います。鎮静剤を使えば「ウトウトしているうちに終わるよ。」と経験者は語るのですが、さてどうなる事やら分かりません。
習慣で4時には目覚め、食事作りも食べる事も出来ませんので水ばかり飲んでおります。
せっかくの時間ですから、運動をしたあと雑巾掛けをしたり、自分で髪を刈ってお風呂に入って身を清めて構えたりしておりました。心が静まって来ます。
鏡に映る自分を見ながら、また痩せたなと思います。ガリガリでは無いので、「細マッチョ体型」かも知れません。
植物にも水やりを致しましたら、すっかり葉が落ちたパキラから新芽が出て来たのを見つけました。
また、綺麗な葉が見られそうです。尖った葉は「邪気を祓う」と、同僚が教えてくれました。
そう言えば、若い頃は働く仲間たちを守るために尖っていたので、みんなの邪気を祓う役割をしていたのかな〜なんて思います。
ぶつかり続けて、もうすっかり角が取れてしまいましたので、今は植物や周りの人に助けて頂きながら何とか無事に生きている様に感じます。
勤務確認を致しましたら、明日も小学校の送迎担当でございました。何と有難い配慮でしょうか。当たり前の事ではないと心から感謝致しました。
(午後の出庫前にも、空を見上げます。)
国鉄分割民営化も、2011年3月11日も、コロナのパンデミックも、人生には上り坂や下り坂がある様に予期せぬ「まさかの坂」があります。
そう、突然の病を得る事も、その人に取っては「まさかの坂」ですね。
末期ガンになられた方を訪ねた事がありました。「まさか俺がなるとは思わなかった。」と語られておりました。今の会社の労働組合委員長をされていて、息子が亡くなった時に家を訪ねて来てくれました。やはり忘れ得ぬ人であります。
まさかの坂の越え方について
人生には「上り坂」「下り坂」、そして予想外の「まさか」という3つの坂があり、これらを越えるには、逆境を成長の機会と捉え、日々の小さな積み重ねと誠実な努力が大切です。困難な時は休息を取り、過去に固執せず、周囲と協力して前向きに心身を整えることが必要です。
とありました。
何事も、自分の人としての成長の機会として捉え、日々の小さな積み重ねと努力をし続ける事が大切なんですね。
まさかの事態に、冷静に対処できると言うのがバス運転士の真の素養であると思います。それは日々の積み重ねと努力によってしか身につかないのだと思っています。
まさかの時に問われるのは、人生そのものの様に思います。
それでは、そろそろ出発致します。
みなさまもどうかご無事で、今日をお過ごし下さい。
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2026/03/12 07:48
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礼を忘れず感謝の言葉を
今日は、3月11日。死者、行方不明者18000人以上の東日本大震災と原発事故から15年目になります。JRの労働組合動労水戸の後輩たちは、追悼と原発に反対する集会に向かっている事と思います。私自身の人生を大きく変えた出来事でしたが、それでも生き残った者は生きなければならない。
(私がバスで送迎しているつくば市の「研究学園駅」でございます。)
娘さんの受験勉強を長く一緒にやった後輩からは、県立高校合格の連絡がありました。そんなお父さんはいない様に思います。娘さんの一生の宝になると思います。
JRの後輩からは、13日夜20時から北海道名寄のFM局に生出演するとの連絡もありました。
他方で、会社の裏方で尽力されて来た人からは「辞表を出した」とのお話しを受けました。元警察官で、とても礼儀を大切にされて来た方ですのでショックなのと残念なのとが入り混じっております。わざわざ伝えに来てくれた事に失礼無く、心を込めて慰労しなければと思います。
私の方も、昨晩は工場前でバスの移動を依頼されバックしてあわや後ろのバスに接触するところでした。後ろのバスの後輩運転士さんが、慌てて来てくれて難を逃れました。後続バスがまだ着いていないと思い込んだ結果です。思い込みの危険さは、見えないバックでは致命的になります。特にいつもと違う事が起きた場合にですね。同僚のお陰で、命拾いした感じです。
そう、とても悲しい事もあれば嬉しい事もある。残念な事もあり、救われる事もある。
人が生きると言う事は、それぞれが置かれた状況を懸命に生きていると言う事かと思います。
悲喜こもごも、人間万事塞翁が馬。飛んでもないマイナスの自体が、プラスに転じたり。プラスと思ったらどん底に落ちたり。分からないのです。
なのでヌカ喜びもせず、不要な落胆もする事無く、自分を甘やかさずに善く生きる事に務め。人の存在への礼儀を忘れない事。何事にも感謝できる事が大切な様に思います。
感謝できない人が、不幸なのだと思います。
私の方は、明日は有給休暇で大腸内視鏡検査。
その旨お願いしておりましたら、今日は負担の少ない小学校の送迎バス担当でございました。
有難い事だと思っております。
感謝の心を忘れずに「ありがとうございます。」の言葉を伝え続けたいなと思います。
死ねば言えない事ですので。
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2026/03/11 11:17
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桜餅のご褒美
子どもの頃、波に消される事を知りながら一心に砂上の城を作った事はありませんか?
人が成し遂げたと思った事は、いずれその様に消えて行くものなのかも知れません。それでも人は、毎日何かを成し遂げながら生きている様に思います。
毎日小さな事でもやり遂げながら、少しずつ積み上げて行く。しかし、それも様々な事で消えて行き、いずれ死を迎える事になります。
それでも一心に積み上げて行く。例え儚くても、それ自体が愉しい事だから。愉しさを分け合う人がいれば、一層愉しいのも子どもの頃と変わらない様に思います。
辛さや悲しみも、小さな喜びも分け合った人と言うのは忘れ得ぬ記憶の中に残る。
今朝は霙混じりの氷雨の中の朝乗務でした。3月の雪は、凍結しないので怖くは無いのですが、寒い中ではねた泥水に汚れたバスのボディ清掃が大変でした。
満足は行かないのですが、極力綺麗にして一時帰宅しました。
家の庭では、まだ枯れ葉状態の中で芝桜が咲き、分球したヒヤシンスも精一杯咲いておりました。細やかながら紫の祭典です。
昨晩は、外国人青年運転士の研修「指導」でした。指導とは言え、彼の姿勢に学ぶ事が多く励ます事で支えになれればと言う感じです。
単に励ましている訳ではなく、私の6年間の蓄積で作って来た目でしっかりと見るから「良くやっている」と言うのが分かる。もちろん質問には、誠心誠意応えます。
運転中には余計な事は言わず、黙って見ております。乗務が終わってから「完璧だったよ!」と伝わると「ありがとうございました。」とちゃんとお辞儀をしてくれる。そこまで完璧なのです。
二人でにこやかに点呼を終えて、ドライブレコーダーの記録に必要事項を記入し捺印しておりましたら、会社の担当取締役の方が外国人青年と私に桜餅をくれました。「食べ方は辻川さんに聞いて」と言いながら。私は「ありがとうございます。頂きます。」とお礼を言いました。
帰宅して、友人に聞きましたら「塩漬けの桜の葉と一緒に頂くのですよ。」と教えて頂きました。
確かに、葉の香りを楽しみながら餡の甘さと葉の塩加減が絶妙なんですね。「辻川さんに聞いて」と言われて「葉を剥いて食べるんだよ。」なんて言わなくて良かったと思った次第です。
まだまだ知らない事があります。
桜の葉は、オオシマザクラで塩漬けにしなければ香りがしないと言うのも驚きでした。古くからの知恵なんですね。知った被りしなくて良かったと思いました。
と言う訳で、昨日は外国人青年運転士の「指導」を私なりに成し遂げた事へのステキなご褒美を頂きました。
今日は、会社に取っては新車の中型バス担当でございます。新車を無事に運転する事も、私が今日成し遂げる小さな事です。
明後日は、人生初の大腸の内視鏡検査です。今日から食事制限になっておりますが、それも成し遂げながら腹筋150回も出来る様になりました。
毎日100回を続けていたら、突然楽にできる様になるんですね。古希を迎える自分でも、毎日積み重ねる事の大切さを学んでおります。
体調が悪く、70を越えられるかな〜なんて思っておりました。しかし、小さな事を成し遂げながら、積み重ねて行くしか無いのですね。砂上の城になろうとも、出来栄えを考えなからやる過程の中に楽しみがあるのですから
。
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2026/03/10 12:29
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