辻川慎一つくば便り
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古希の巡り合い
たぶん他の人には無い、いくつもの人生を生きて来ました。それぞれを精一杯生きたと思う。そして、一人になると「あれは一体何だったのだろうか?」と虚しさがこみ上げて来ます。悩み、笑い合い、深く悲しみ、一生分くらい泣きました。
亡くなった息子を思いながら、人に対して失礼な人生を歩んで来たと反省し、失礼の無い様に生きる事を心掛ける様にして来ました。
しかし、お世話になって来た人たちにはとても失礼なのですが、一人になるとどうしようもなく虚しい気持ちになります。
そんな日々の中、昨日運転研修を担当した一回り年下の新入社員の方とお話しをしておりました。
最初に私を「いつも笑顔で、イギリスの紳士の様に思っていた。」と言ってくれた人です。
聞けばいくつもの仕事をされて来て、苦労をされて来た。凄い人であり人生であったと思いました。一つ一つの仕事を単にやり過ごして来たのでなく、それが今にしっかり生きている人だなと、仕事ぶりを見ながら、会話しながら感じる人です。
しかし、家族のためにと時代的困難を乗り越えて寝食を忘れる様に働き続けて、しかし連れ合いがそれに感謝する事は無かった。
新たな人生を求めて、つくばに来られて一人生きている方でした。
(WindowsもMacintoshも使えてパソコンで写真編集の仕事をしたり、「海コン」と言う大きな海上輸送用コンテナのトレーラーの運転もされたとの事で大型バスの運転も難なくこなせる人です。)
そんな境遇をお聞きして「実は私も2度目の離婚を昨年4月にしたばかりです。」と伝えましあら「おめでとうございます!」と言うのです。そんな反応をしてくれる人は、初めてでした。驚きながらも、心から言っている事が分かりました。
それくらい彼に取っては重く、辛い結婚生活だったのだと私には分かりました。そして「つくばに来て良かった。ようやく一人になれた。これからは、例え孤独死しても自分のために生きたい。」と言います。それでも一人で部屋にいると虚しくなり、涙がこみ上げて来る。」と言うのです。
私には、その気持ちが分かりました。生きて来たところは違っても私と同じじゃないか。そう感じて運転席に座る彼の肩を思わず抱いてしまいました。
私の話しも心から受け止められる人でした。話が合うと言うより気持ちが合うのです。
「2度の離婚ですか。私の人生の大先輩に会えました。偶然なんかじゃありませんね。こちらに来て本当に良かった。」と言います。しかし、私の方も彼の考え方や姿勢に学びながら、深いところで力をもらっていると感じました。
先輩後輩とかより、苦難に耐えながら生きて来た同性の心の友だちに巡り合った。
偶然と言うよりも、引き寄せ合った様に思いました。
その人も笑顔を絶やさない方です。絶やさぬ笑顔の裏には、辛かった事や深い悲しみがある。お互いに分かり合える笑顔だった。「私は、息子を亡くして一生分泣いたから、泣くのは止めて笑う様にしています。」と言う言葉もぐーっと受け止めて「それは、とても辛い事です。」と返してくれました。彼もまた、どん底の様な経験を経ているから分かる。お互いに、どん底を経験しているからこそ分かり合える友だち。
あ~、若い頃の巡り合いとは違う様々な経験を重ねた後の「古希の巡り合い」と言うのがあるのですね。お互いに自分一人では無かったと、深く感じる瞬間であったと思います。
勝海舟風に言うと「知己を得る」と言う感じかも知れません。
どうもやっぱり「左様なら」とは言っておられない。やっぱり力を頂いた私がおります。有り難く、深く大切な友人がまた一人出来た新年「松の内」でございました。
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2026/01/08 13:30
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薄氷が割れたらそれで左様なら
どうもフラツキが酷い。自律神経ばかりでなく血圧が高い様です。喫煙も良くない様です。
ガンのリスクばかり強調されますが、高血圧から脳卒中の方が大変かとも思います。何しろ身体の制御が効かないまま、生きなければならないのですから。
参ったなと思いつつ「薄氷が割れたらそれで左様なら」なんて「句」が浮かんで来る呑気さであります。ずっとそんな人生でございました。今生きているのが、自分でも不思議なくらいです。
しかし、両親をちゃんと送る仕事が残っております。それに調子が悪かろうと、お世話になって来た人たちに失礼があってはならない。
なので、やはり薄氷も気を付けながら渡り続けるしかありません。
割れてしまったら左様ならは今までと変わらないのですが、年相応に凌がないといけないなと思います。
歯医者くらいしか掛かった事がありませんが、病院に行く必要を感じております。
今日7日で正月明け。私の無事を祈って下さる方が、七草をプレゼントしてくれました。
小粥を炊く時間がありませんので、お味噌汁に入れさせて頂きました。ほろ苦さが良い感じでした。
そんな中今日は、貸し切り部門の新年ミーティングでした。今日明日は大丈夫だが、さらに先を見た改革に入るとの事。その具体的柱が5S。整理・整頓・清掃・清潔・躾と言う古くからの運動を根付かせながら社風を築きたいとの事でした。受け身で考えるから抵抗がある訳ですが、私は今だからこそ大切な考え方だと思います。
日本人は、神さまでまとまるのではなく清掃する事で心を耕しまとまる民なのですから。心が荒廃すると片付けられなくなると言うのも真実だと思います。
とは言えミーティングが終わったのが12時半。夕方から再出勤なので、ちょっと辛いミーティングでもありました。
しかし、それでも動ずる事なく失礼の無い様にと自分を立て直しております。
同僚から鳩サブレを頂いたり、自分で突いたお餅を頂いたりしました。有難いです。
今日は大型バスで「見習い」の研修運転士がおります。その方が「辻川さんは、英国の紳士みたいだと思っておりました。」なんて言ってくれました。
そんなに立派な服は着ていませんので、印象を伝えてくれたのかも知れません。
この会社では新人であっても、別の世界を懸命に生き抜いて来た方ですのでやはり失礼が無い様にと接しております。
左様ならは、それならばと言う言葉なので本当は「失礼します。」が付くのですね。
失礼しない様に心掛けないといけません。
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2026/01/07 14:27
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古希だったんだね。
初仕事翌日の有難い休日でございます。
昨晩の乗務が終わり、ふと見ると赤とオレンジ色の間くらいの深い色をした大きな月が出ておりました。
どうやら大きく見えるのは錯覚で、赤っぽく見えるのは地上の空気が青を吸収するためとの事ですが、そう言われても何やら幻想的で見惚れてしまいました。そんな心の余裕が必要なんだろうなと思いながら。
初仕事が一緒だった同僚たち、青年たちとの愉しいやり取りのひと時もありました。
そんなこんなと新年も早6日が過ぎました。喜びも悲しみも、虚しさも、一瞬で過ぎて行きます。
帰宅して一息つきましたら、同い年のJR時代の友人から「今年は古希だよ」とのメッセージがございました。数え年だと70才なんですね。
そんな事は考えた事も無いのですが、自分の年齢を自覚すると言うのも人として大切な事の様に思います。
何か老いる事を嘆いて、いつまでも若い者と張り合って「アンチエイジング」に精を出す。なんてのはあまり頂けないなと感じております。
実は、年相応に生きると言う事の方が難しい様に思います。若い世代にああ言う風に年を重ねたいと思ってもらえる方が大切であり、大変なのだと思います。自分たちの将来が、若者に張り合うだけの高齢者なんてがっかりするだけの様に思います。大体、若者をちゃんと認められないところでのアンチエイジングなんて、みっともないだけじゃないかな?
蝋梅に、万両に続き、千両まで頂きました。「一体どんだけ福が来るんだ〜!」って感じです。
ちょっとの福だけで有難いのですから。
今朝も3時に目覚めたのですが、あまりに寒いのでもう一眠りして5時に起床致しました。贅沢な休日でございます。
でやりたい事を考えたらいくらでもある訳です。暇だと言う人がうらやましいくらいにたくさんあります。
やる事がありますと本当に限られた時間であり、一生の様に思います。何しろ先立つものが無いので、自分の事は自分でやらなければならないのですから。
休日の朝食は端折って、ターメリック天然酵母食パンに自作の福来みかんジャム。シナモンパウダーとミルク入りの猿島産紅茶。青森リンゴでした。手づくりジャムは美味しいのですが、やりたい事がたくさんある事の一つでございました。
それから、こちらも
経年劣化した2階の部屋の床張りも始めました。今は誰も使わなくなったのですが、動けるうちにやって置きたい事でございます。
板が足りなくなり、腰が痛み出したので、中断しました。寒い中で無理をすると血圧も上がって危ない。続けたいのは山々なれど、気長に少しずつやる事にしました。張った後は塗装が待っております。
家の壁のペイントも劣化しているので、塗りたいなと思っています。
と言う訳で、やりたい事がたくさんあります。売れない家なれど、ちゃんと世話したい。大切にして住みたい。それだけでございます。
愛でれば応えてくれる。人も、植物も、ものも。その様に感じますので。そうして自分を愛でている。自分では、自分が見えないのですがから。
明日からまた仕事が始まります。
日給パートなので呼ばれないと思っていた朝乗務後の新年ミーティングに、出てもらいたいとの連絡がありました。
呼ばれないも良し、呼ばれるのも良し。
とにかく健康でいる事が、全ての前提だと古希を迎える私は思います。
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2026/01/06 13:03
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仕事始め
2026年の仕事始めでございます。
スクールバス等が動き始めるのは7日からで、今日は工場送迎バス4台と貸し切りバス1台だけの運行でございます。明日も同じなので、今日乗務して明日は休みになっておりました。収入減になりますが、それはそれで有難いと思います。何とか元気で食べて行ければ良いのですから。
それに、これから2月にかけてが一年で一番寒い時期になります。今朝出勤する時がマイナス3℃。バスの点検表と運転日報の記入をする夜明け前が一番寒い。指が冷えて、字を書くのが私には一番辛く感じます。
大気の熱が宇宙に放出された後、大気に地熱が奪われる放射冷却のため夜明け前が一番寒いのですね。
古いバスだとヒーターが直ぐには効かず、なかなか暖まらないので寒さに耐えながらの運転にもなります。
(つくば市は、気温が低いので雪が残っておりました。)
そんな中ですが、後輩の青年が新年のあいさつをしてから会社の忘年会後のエピソードを話してくれました。
二次会から三次会へ。その時に店で知り合った女性と良い仲になって、メイク・ラブしたけれど既婚者らしかった。とそんな報告をしてくれました。
「そうか〜良かったね。トラブルにならないと良いね。」と喜びながら、心配する私でございました。
若い時分の、私の後輩たちの事を思い出しながら、トラブルになったらなったで力になれる様な経験はして来たなと思います。
トランプも、トラップも、トラブルもある現実世界でございますが、愛し合える情熱と欲求と言うのは大切な事の様に思います。
いずれにしても、そう言う話しを私にしてくれるだけでも信頼を感じて嬉しく感じました。振り返れば、人には言えない話しや相談を受けて親身になって何とかして来たと言うのが、労働組合の長の時の役割でもありました。
人生と言うか特に若い時と言うのは、トラップやトラブルと背中合わせで大人に成長して行く訳です。何もしない人には何も起こらないと言うのは、ここでも真実なのだと思います。
若さと言うのは、それを越えて成長する生命力に溢れているんですね。色々と普通でない経験を重ねて、おおらかに話しを聞いて、若者たちを見守れる私がいる事も感じる仕事始めでございます。
外は冬で庭の花は枯れて寂しくなっておりますが、家の中では咲いております。頂いたビオラも霜に弱いとありましたので、日当たりが良いところに起きましたら咲き続けております。
寒いと外に出るのが億劫になります。仕事に行かないと引きこもり老人になりかねないな〜なんて思います。
何しろ、少しずつですが自分のお気に入りの家にしておりますので、居心地が良くなっているのですね。
自然に人が癒やされる様な人と癒やされる家を目指しております。
と言う訳で、単に引きこもりたい訳では無いよな〜と思います。私が書き続けた文章も、絶えず誰かがいて働きかけるから書けたのですね。
それは今も変わりません。
今朝は、ゴミ置きなどをしていつもより10分程度遅く出ました。出庫時間の1時間前には着いているのですが、青年が「辻川さんはいつも自分より早く出勤しているのにおかしい。」と点呼の方と話したらしく、点呼の方が「すみません。今辻川さんに電話しようとしていました。」と言いました。「有難うございます。何があるか分かりませんからね。」とお礼の言葉を返しました。青年が「辻川さんに何かあったかも知れない。」と心配してくれたのですね。
若い人を心配しながら、実はどうも若い人に心配される年なんだよな〜としみじみ思った次第です。ちゃんと来てるじゃないか!なんて切れたらぶち壊しですね。
気にかかり、心配されているのですからしっかりと気を付け無ければなりません。有難いと感じる仕事始めでございます。
私はあなたを呼んでいる。I'm calling you.のリフレインが沁みる歌があります。
https://youtu.be/kdF4BEDKD9c?si=jnd1wFAMO-Ig2tU1
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2026/01/05 13:28
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正月4日
明日からまた仕事が始まりますので色々と準備しながら、正月4日も瞬く間に過ぎております。
2026年正月3日は、トランプ大統領の指示でベネズエラに軍事攻撃が行われ、世界に衝撃が走りました。
嫌な幕開けでございますが、麻薬云々は正当化の口実であって世界一の埋蔵量があると言わるベネズエラの石油資源を支配したいと言うのが狙いなんですね。戦争は、結局資源を巡って始まると言うのが真相でした。
他方で、世界一の石油埋蔵量があるのに最貧国のままであると言う構造も良く考え無ければならないと思います。
ばら撒きでは、人の心は耕せない。貧困よりもどうしようも無いくらいの格差や活躍のチャンスの無さが犯罪に走らせる。そうすると社会がバラバラになって、人がまとまらなくなる。
資源のさしてない日本人は、基本的にみんなで懸命に働くしか無かった。その辺りを、資源の奪い合いでの敗戦の中から学び直して来た様に思います。
そこを抜かして、どうのこうのと言うのはどうなんだろうと思います。
新年からの仕事の無事を願って頂き、交通安全のお守りを頂きました。
懸命にやっていても何が起こるかは分からない。努力せずに安全と言う事は無いのですが、努力を支えるのは、人の思いであると私は思います。
もの不足の時代は、良いものを安く作れば売れた訳ですが、今の時代はあまり差がなくなっております。ものだけでなく感情や関係性で売らないと買ってもらえない時代になったと言われます。
つまりは、心の満足度の時代に入っているのかと思います。心の満足と言うのは、お金を配って得られるものでは無い。自分が存在し、貢献している事がちゃんと生きていると感じられる中にあると思います。
一時的な人気や票になっても、それが人として生きる喜びになると言う訳ではありませんね。
みんなのために、みんなを守るために努力して認められると言う事が、人としての本当の喜びの様に思います。
その様なリーダーたちをどれだけ育成できているのか?って事が、次の時代への希望の様に思います。
ベネズエラでは、その様な人たちがどんどん国を離れて行ってしまった様です。人作りを考えないどんな社会も、国も明日が見えなくなる。
結局は、人に取って人が最高の資源である。
そこを忘れてはならないと思います。
2026年は、いきなり難しい局面から始まりましたが、だからこそ人をしっかり育てないと乗り切れない。人がいれば何とかなる。
そんな事を思いながら、明日からまた自分の責任を果たして参りたいと思います。
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2026/01/04 15:14
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