辻川慎一つくば便り
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それでも春は来る。
みなさまクリスマスイブの夜はいかがでしたか?
私の方は、雨の中での事故渋滞で大変な思いをした同僚をサポートしながらでしたが、ステキな事もありました。
夜の出庫前に外国人の青年運転士がわざわざ来てくれて、特定技能一級の審査が通りビザがでたとの報告をくれました。晴れてバスの営業運転をする事ができる様になりました。一緒に手を握りあって喜びました。茨城県では初めての、外国人バス運転士の誕生になります。何より、それを伝えに来てくれた事が嬉しかった。私が喜ぶ事が分かっていたのだと思います。
それからバスを運転しながら親しくなり、5年ぶりに帰国した時にベトナムのコーヒーをわざわざ買って来てくれた工場の実習生です。「干し芋」をおすそ分けして渡しましたら「美味しかった!」と違う担当バスの運転席まで来てお礼を言ってくれた事。LINEを交換して「欲しいものがありますか?」と来ましたので「あなたの笑顔だけで良いですよ。」とお返しました。
同僚が事故渋滞で動きが取れなくなり「2便目運休」の連絡が責任者から私にあり、その旨待っている乗客に伝えました。ようやく工場に戻って来た同僚の話しを聞いて「大変な目に合いましたね。」と労ったあと「これから良い事があるかも知れませんよ。」と言いましたら「イブの時間も残り僅かだよ。」と。干し芋のプレゼントはお渡ししていたのですが、先に帰庫しましたら「残り1個のドーナツをどうぞ」と点呼の方に言われたので「今日大変だったのは◯◯さんですから」とお譲りしました。そんな事情は知らない彼ですので「お疲れ様でした最後のドーナツがありますよ。残りものには福がありますね。」とお話しした次第です。ちょっとにっこりした彼の顔がステキでした。
私の方も雨の夜のラッシュアワー運転。対向車のライトが眩しくギラギラする前面ガラス、濡れた地面に乱反射する光、センターラインもサイドラインも見えにくい、人も自転車も見えにくい。異様に神経を使うのですっかり疲れてしまいましたが、何やら良いクリスマスイブの乗務でございました。
(これからが厳冬なのですが、庭の芝桜が一部開花しております。)
今日、明日と私の一年間の仕事の締めは大型バス担当でございます。今年一年間、私なりに努力して来ましたので、ふさわしい締めにさせて頂いた様に思います。
しかも今日は、定年を機にバス運転士を目指した後輩の研修付きでございました。自分は、教えるなんて言うレベルでは無いと思っておりますが、長年別の仕事をやり遂げて来た人のプライドを大事にしながら仕事上で伝えられる事はあるとは思います。
一期一会と言うか、せっかく出会った同僚ですのでなるべく大事にできたらと思います。
そんな訳で、明日が仕事納めで明後日は会社主催の忘年会に参加する予定です。
東日本大震災と原発事故以来、当たり前に続く今は無いと思って来ました。なので今、その瞬間をなるべくしっかり過ごしたい。心を尽くして味わいたい。常に自分の心が問われている。そんな事を思いながら生きております。
(ヒヤシンスの芽も出て来ました。)
自律神経不調でフラツキながら、お尻が痛み、蕁麻疹にも悩まされ、最近は風邪の諸症状。
なるべく規則正しく、美味しく良いものを食べ、適度に運動して、ストレスを溜めない様にする。弱って来た免疫力を何とかサポートしながら何とか仕事を続けて来れました。
できた干し芋を受け取りに行くと、77歳になると言うJRの先輩が「バスの運転士なんて凄いな〜。昔と全然変わらないな〜。格好良いよ。」と言ってくれました。
もちろん変わらない訳が無いのですが、印象が変わらないと言う事かと思います。そんな時には、そんなに間違った生き方をしてないのかも知れないなんて思ったりします。
これで良いと言う事は、生涯無いのだと思います。でも、さよならする時にまあまあ良く頑張ったよって自分で思えると良いなとは思います。
あと1.5日。気を抜かない様に頑張ります。
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2025/12/25 13:38
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イブのプレゼント
「雨は、夜更け過ぎに雪へと変わるだろう〜♪」なんて事が間違っても無い様に祈りながら、今夜も仕事で疲れた人たちを送る私でございます。
神様を自分の外に置く考え方よりも、仏も鬼も自分の心の中にあると言う仏教的な考え方が合う私ですので、クリスマスイブは関係ないはずですが世界のかなりの人の特別な日にあやかる日本人でもございます。違いを受け入れるって事も、大事な心の様に思います。
何しろ心ってのは空よりも広くなれるそうですので。しかし、利害ばっかり考えていると無くなるのも心。仏にも鬼にもなってしまう。なので、良く空を眺めるのですが、今日は雨で見えません。
心くらいは晴れないとと、今夜一緒に働く同僚たちにちょっとしたプレゼントを用意致しました。
ドライ・スイートポテトと言うのか分かりませんが、美味しい干し芋のプレゼントでございます。
ケーキと言う訳には行きませんが、美味しいものは人の心も愉しませる様に思います。
そんな私にも、美味しそうなクリスマスプレゼントが届きました。
旬の時期が過ぎて地元産の柿がお店には無くなってしまいましたが、愛媛県産の「よこの柿」(横柿)。渋柿ながら、渋を抜くとめちゃ甘いとありました。そして、栃木産のイチゴを頂きました。
とても良い香りがして、見ているだけでも楽しくなります。
雨の夜の乗務を何とか無事に切り抜けて、イブらしく静かに頂きたいと思います。
何だか「楽しい」イベントばかり追わされていると、本当に心から愉しい事が何だか分からなくならないかな〜?なんて思ったりします。
辛い事や大変な事を、お互いに何とか乗り切って元気で美味しいものを頂いたり、喜び合ったりする事の深い楽しさが分かる。孤独をちゃんと味わうと人の有難みが分かる様に。
私なんかは、まだまだ味わう事が足りないなと思ったりします。大切に感じる事も足りない。だから、しばしば虚しさの感情に襲われたりする様に思います。
虚しさを越えるのは、ちゃんと味わう事から、愛くしむ手間を惜しまない事から。行為によって気持ちも変わる。そして、それを言葉にして見る。
自分の心に向き合いながら、そんな事を思います。
あなたは、本当に仲間たちを思っているの?家族や愛する人を思っているの?
それを行為にして、自分の心を立て直して行く。それがプレゼントと言う行為の意味ではないか?常に自分の心を問い質しながら。
仏教的なクリスマスプレゼントの考え方かも知れませんね。
ではみなさま、夜の部に行って参ります。
メリークリスマス!
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2025/12/24 15:34
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君の心の様に綺麗な青空
冬至の昨日は、とても綺麗な青空でした。
朝乗務が終わった後の外国人青年運転士の運転研修で、助手席に黙って座っておりました。危なげも無く、私の運転を見てルートも停留所も覚えてしまった様なので質問された時にだけ答え様と思っておりました。
アラやミスを見つけて指摘する事が、指導とは思いませんので危ないと感じれば言いますが、良いところをちゃんと認める事の方が大切だと思っています。やるのは本人ですから。
素直で、心配りが良くできる青年なので森林の中から見える空が綺麗なので「君の心の様に綺麗な青空だな〜。」なんて、そんな言葉はかけました。
私が子どもたちを乗せて運転している時には、狭い道で待機してくれるドライバーに手を上げ、道の脇で待つ人にも手を上げ、子どもを抱えながらお辞儀してくれる人に手を上げ、手を振る子どもたちには手を振り…まあ、四六時中くらいに手を上げている事は見てくれた様に思います。
ここには、子どもたちの安全を守り学校への送迎をしている運転士への感謝と尊敬が生きていると感じます。時代が変わっても変わらないものがある。そう思います。
外国から来てバス運転士を目指している青年に、私が伝えられる大切な事は結局は心の様に思うのです。それが、運転士としての誇りになる。技比べではありませんので。
冬至には柚子湯とカボチャと言って、友人が煮物を届けてくれました。ホクホクして柔らかく似てある美味しいカボチャでした。
買い置きの柚子もありましたので、柚子湯にも浸かりました。
昔から、その様にしてみんなで寒い冬を何とか乗り切って来たのですね。
若い頃は、エネルギーがあり余っていて気にもかけなかった事でしたが、体調も心持ちも不安定な年になってその意味が分かる様になって来た様です。
金柑の甘露煮も1日に一つづつ食べる様にしております。シロップは、お湯をさして飲みます。何しろ水を使わずに煮てありますから、金柑のエキスそのものなんですね。風邪の症状が和らぎ、心も落ち着くのが分かります。改めて凄いと思います。時間が経つにつれて、味も落ち着き良くなって来ます。
今日は朝乗務と清掃を終えてから、ひたちなか市に干し芋を受け取りに行って来ました。
昨日「出来た。」と連絡を受けて「今日取りに来れるか?」と言われ「仕事していて無理なんです。」と言うと「2〜3日のうちに来れるか?」と言う。今は作られなくなったとてもレアな品種で、人気がありますので取りに行けなければ後回しになる事情が分かります。なので強行軍でも受け取る事に致しました。楽しみにして、今か今かと待っている同僚がおりますので。
妥協する事が嫌いな職人さんの様な、JRの先輩が作っている干し芋です。電車運転士だったその先輩も、私に昔から一目置いてくれた人でした。有難い事だと改めて思います。
色んな意味で、恥ずかしく無い生き方をしなければと思います。何より自分にですが。
干し芋にもこんな効能がありました。
干し芋は、食物繊維、ビタミン(A, C, B群)、カリウム、鉄分などが豊富で、腸内環境改善(便秘解消)、免疫力向上、美肌効果(抗酸化作用)、血圧管理(むくみ予防)、疲労回復などの効果が期待できますが、カロリーと糖質が高いため、適量を守ることが重要です。
金柑甘露煮と同じで、食べ過ぎはダメとの事ですが、食べ出すと後を引くのが難点かも知れません。
昔はあまり見向きされませんでしたが、茨城県の名産品となりとても高値になりました。しかし、干し芋農家でも後継者がいないと言う問題を抱えている様です。ますますレアな食べ物と言う感じがしております。
金儲けのための効率化や生産第一の考え方とは違う手間暇を掛けた手づくり。冷たい海風が吹くのを待ちながら。今年は寒くなったので、早く出来たのだと思います。自然とも一体の作物でございます。
大切に丁寧に頂きたいと思います。
先輩を思いながら。人を思いながら。
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2025/12/23 13:52
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師走の越え方
冬至なれど、穏やかに暖かい日になりました。今日は外国人の青年の見習い「研修」付きで、小学校のスクールバス担当でございます。
昨日は、土曜日が仕事になりましたので日曜日1日の休日。掃除洗濯をして、買い物に行き、料理をしておりましたら15時を過ぎ、来客をお迎えしましたら「ブログタイム」が無くなってしまいました。
日曜日のランチには、自家製唐辛子を使ったペペロンチーノを作りました。食べておりましたら汗が吹き出て来ました。我ながら、なかなかだと思いながら頂きました。
そして、こちらでございます。
たくさん頂いた金柑で甘露煮を、里芋系の唐芋(とういもと呼ぶらしい)の煮物を作って見ました。
金柑の甘露煮にはもちろん初挑戦。甜菜糖と米酢のみで煮ますと果樹が出て来て、その果汁で煮る事になります。なので、シロップも凄いと言う訳です。
金柑甘露煮には喉、咳に効果があり風邪の予防になる。免疫力を高める。美肌効果がある。腸内を整え、疲労回復とストレス軽減にも役立つとありますのでスーパーフードなんですね。但し、糖分が高いのでだからと言って食べ過ぎはダメとの事です。
甘露煮を頂いた後、シロップにお湯をさして頂きましたらなるほど心が落ち着いて参ります。
効能を教えてくれた友人にも「めちゃ美味しい!」と言って頂きました。
唐芋の煮物も、ホクホクと良く炊けていていつもの薄味ですが「作るもの作るものがどうしてこんなに美味しくできるのですか?」と言って頂くくらいに良く出来ました。
まあ、良い材料と良い調味料とレシピがあればできるとは思うのですが、作る人でみな違うところが料理の不思議だとは思います。
何と150円で売っておりましたのでポインセチア(クリスマスフラワー)を買って来ました。
原産地のメキシコでは「ノーチェ・ブエナ」(素晴らしい夜)と呼ばれるとか。クリスマスイブの夜を指すんですね。
ポインセチアを眺めながら、ちょっとだけクリスマス気分。
そんなところに地元の友人が「ここいらでは、お正月の飾りにします。」と蝋梅を届けてくれました。ドライフラワーにもなるとユーカリも持って来てくれました。いずれも香りが良く、心が落ち着いて来ます。
と言う訳で、クリスマスとお正月がいっぺんに来たにぎやかさになりました。
師走は、何やらみなさん忙しない。無茶な割り込みや突然の進路変更はざらで、猛スピードで走っております。
相手が悪かろうと何だろうと、心静かに凌がなければバス運転士としてはダメなんですね。ぶつけても、ぶつけられても負けなのですから。師走こそ、心に余裕を持って悠然を心がけ譲ってくれるドライバーにははっきりとお礼のサインを忘れない。すると、お互いに心の余裕が生まれるんですね。
風邪気味で、相変わらずフラつく。体調が万全なんて言う日はほとんどありません。しかし、それも見据えながら、心の余裕を忘れずに悠然と。
色々と大変な事があるからこそ、悠然と構え行動できる事が大切ではないかと思います。
冬至に身も心も温めて、無事に年を越えて行きたいですね。当たり前なんて事は、どこにも無いのですから。
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2025/12/22 11:45
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そんなのはイヤだ♪
土曜日に電話をかけてくれる母が、運転中で電話に出られないと心配すると思い、昨晩電話を致しました。
夕食が終わる頃だなと18時に有線電話をしても出ない。携帯電話を持たせてあるので、携帯にかけてみたら切れてしまう。18時半.。19時。19時半。何度かけても出ない。両親に異変があったかも知れないと、あれこれ思案して近くに住むいとこに電話をして安否確認をお願いする。
しばし待っておりますと「母ちゃん、風呂に入ってたよ。」と連絡があり、安堵してまたかけても出ない。
朝早いので、寝る事に致しました。
(お天気は下り坂なれど、綺麗な朝焼けを見ながらの出庫でした。)
道が空いている土曜日の朝を、大型バスで走るのは気持ちが良いな〜なんて感じて笑顔で「おはようございます」といつもの様に出迎えて運転しておりましたら、ひっきりなしに携帯の呼び出し音がしました。
あ〜母さんだ。やっぱりだよ。電話に出ないので心配してるんだ。全く裏目に出る。しかし、帰庫するまでは出られませんので、仕方がない。
帰庫して電話をしましたら「心配したよ。」と言う。「そうなるから、夕べ土曜日でも仕事だと伝えようとしたんだよ。そしたら電話に出ないから、心配していとこに頼んだんだよ。」と言うと「(有線)電話の調子が悪い。」と言う。「携帯もつながらないよ。」と言うと「使わない時は電源を切っている。」と言うのです。火の元も、電気製品の電源も全て切って置く母らしいと思いながら「それじゃ全然意味無いよ。携帯電話の電源は入れておいてくれよ。」と言いました。「これからはそうするよ。」とは言ってくれましたが、どうなる事やらですね。
その様な習慣で、無事を守って来た母ですので携帯を持たせたから大丈夫だろうと言う、私の常識は通用しないのですから。
ふだん付き合いの無いいとこの方が、いざとなると頼りになる。つまり、やっぱり最後は人なんだと改めて思い知った次第でございます。
まあ、必要な時には母が自分からかけられる様になった事だけでも良しとしなければと自分に言い聞かせました
冬来たりなば…。年明けから冬本番なんですが、ふと見ると梅のつぼみがたくさん出ておりました。
あと2ヶ月もすると開花するのですね。
厳しい寒さをじっと耐え忍びながら開花する。
寒い、寒いとばかりも言ってばかりいられませんね。
厳しく、寒いからこそ一緒に頑張って生きている人たちを思える余裕を持ちたい。自分の事や事情ばかり優先して生きる事に華は無いよな。
そんな事を思います。
そう、誰の認定も受けていないバス運転道初段の私は思います。どうしたら優しく、思い遣りのある運転士になれるのか?それは、自分の利害に囚われない心にあると。
利害に囚われていると、人も自分も周りも見えなくなる。見ないまま、この世とさよならする事になる。あの世には持って行けないものに執着したままです。
そんなのはイヤだ。アンパンマンならずとも私は思います。
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2025/12/20 14:04
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