辻川慎一つくば便り
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地震、雷、ダブル台風なれど
週末金曜日。不思議に子どもたちの送迎の際には雨が上がっておりました。シルバー人材の添乗員さんと、それを喜び合いました。
子どもたちを無事に送った回送の車中、親の仕事を継いで牛乳屋さんをやっていた添乗員さんに「台風だろうと大雪だろうと配達し続けたのですね?」と聞くと「そうなんだよ。何があっても配達し続けたよ。つまらない仕事だったから息子には継がせなかった。」と話された。そうやって生き抜いて来た事自体が凄いと思う。気さくで良い人です。
私の事も聞くので「離婚して一人です。」と言うと「良いな~!できれば俺も一人になりたいよ。四六時中妻に監視されている感じで、自由になりたいっていつも思ってるんだ。」と「良いな〜。」を連発するのでございます。
「離婚して一人暮らしに同情する人はおりますが、羨ましがられたのは初めてです。」と、そんなやり取りがありました。
どうも男としては、羨ましがられる存在なんだろうか?言われるとそんな気もして来るのが不思議でございます。
(週間の仕事を無事に終えて、一杯やりながら頂いた食事でございます。)
小学校送迎を終えてから、企業送迎のオマケが付いておりました。工場の見学に来ていた大学生をつくば駅まで送る仕事でございます。
汚れた車内にモップを掛け、泥だらけのボディを急ぎ高圧洗浄機で洗うと出庫時間。すると雷が鳴り雨が降り、地震も起きた。何だか凄い状況だなと思いながら、送迎にミスが無い様に関係書類を再確認する。
工場玄関前で20分待ち、発車時間になっても誰も来ないので点呼に連絡しさらに待つ。10分ほどしてから「人事課で手配したバスですか?」と人が来る。「つくば駅まで送るバスです。」と話すと「もう少し待ってください。」と言う。「承知しました。」とさらに待つ事10分。引率者と若者たちが乗車する。
もちろんいつもの通りに一人一人を「お疲れ様でした。」とお迎えする。遅れ様が何だろうが、安心安全と間違いが無い事に集中する。大学生であれば、バス運転士だって社会人の先輩である。無事に降車場に着けて、やはり一人一人に「ありがとうございました。お気をつけてお帰り下さい。」とあいさつをする。そうしますと、一人一人が「ありがとうございました。」と返してくれるのです。
そうして1日の乗務を無事に果たし、帰庫して次のためにバスの清掃までやって終わるのでございます。
ところが、家に戻りホッとしていたら点呼から電話が入る。「んー?何かミスったか?何も無いよな〜?」と自問自答しながら出る。バスの忘れものの傘についての問い合わせでした。「保管してあるので月曜日に届けます。土日は工場も休みですし。」と話すと「その様に連絡を返す。」との事で一件落着。
と思ったらしばらくしてまた点呼から電話。
そうしたら、鍼灸整体医を紹介してくれたベテランの同僚からだった。「明日は台風で鍼灸院を休むので辻川さんに連絡して欲しい。」と紹介者の同僚に依頼があったと言う。同僚も私の電話番号が分からないので、点呼に頼んだと言う事でした。
どうも台風の余波と言うのは、色んなところに現れるんだな〜と思った次第でございます。いずれにしても、仕事上のミスに関わる事では無くて良かった〜とお酒を飲んでいるうちに眠くなってしまいました。
(昨晩食べ過ぎてしまいましたので、今朝はシンプルにしました。神崎のライ麦パンにフランス製ラズベリースプレッド。そして、パインとはちみつ入りヨーグルトシェイク。)
「人間万事塞翁が馬」とは不幸だと思った事が幸運に転じたり、逆の場合もあると言う事ですね。何が幸運か、何が不幸なのか?結局は自分の心次第の様に思います。なので、色んな事を通しながら、心と身体を整え続ける事が大切なのだと思います。
ダブル台風ながら、静かな土曜日を迎えております。みなさまもご無事で、良い土日をお過ごし下さい。
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2026/06/27 07:57
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惚れちゃったんだよ〜
はやいもので、今週も週末金曜日になりました。
明日は、関東地方に台風がダブルでやって来る予想ですが、私の心の方は波立つ事もなく静かな時間が過ぎております。
進行性のスキルス性胃ガンだと言われても、波立つ事もありませんでしたので、自分でも何なのだろうと思います。
むしろ痔の手術後の痛みの方が嫌だな〜と思います。きっと、子どもの時の記憶があるからなのだと思います。
会社の代表取締役も心配して「ガン治療の医者を紹介する。」と言ってくれて「痔の手術の方が嫌だ」と話したら「痔の手術では死なないよ。」と笑われてしまいました。う〜ん、それはそうなんだけど痛いってのは死ぬ事より嫌だってのは、おかしいのだろうか?
あんまりにも痛いと「死んだ方がましだ〜。」って言わないかな。
心がどうしようも無く痛むと、死んでしまう人だっておりますし。
(わが家の小さな庭には、雨蛙だけでなく「負飛蝗」も住んでおります。オンブバッタが毎年現れては、野菜類の葉を食べます。葉っぱが穴だらけになるのですが、見かけが悪くなるだけなので放っておきます。背中に乗るのは子どもでなく小さなオス。オスは「食害」しないと言うのですから、子を残すためにメスが懸命に食べる訳です。)
ともあれ、お尻以外の体調は良い感じになって来ましたので、痛みに耐えて8月には手術を受ける予定でございます。何しろ60年ぶりの再手術です。成功すると良いのですが。
(今日の具沢山お弁当でございます。頂いた15年ものの梅干しを中心にXに並べたのは、ブロッコリーの芯のぬか漬けでございます。なかなか美味しいのです。)
同じくらいの年代の人で「辻川さんはいつまでも格好良いし、良いよな〜。俺なんか…。」みたいによく愚痴る方もおります。
「あのですね。2度離婚して金も無ければ家族も無い。身体ガタガタの僕よりよっぽど幸せじゃないですか!」って、いつも同じ様な会話になるのです。
だた、そう言っている私の方が、自分の人生に後悔が無いのかも知れないと思ったりします。
ほとんど何も残っていないけれど、とことん真っ直ぐに激しく生きた。男にも女にもたくさん惚れられて、惚れた。半端では無かったと思う。
結果はともあれ、やり抜いて来た。だからたぶん、死ぬと言われても「そうですか。」って感じなのかも知れない。進行性ガンなら切る必要もない。
早いか遅いかって言うけれど、いずれみんな死んで行く。だから、どう生きたかって事の方が大事なんだと思う。自分がやりたい事も良く分からず、人をとことん大切に思ったり、惚れたりした事も無い人って晩年になってから愚痴るのかも知れない。
そんな風に思ったりする。
いやぁ、散々な目にあったけどずいぶんと惚れた。女の人だけじゃない、男にも、党派にも、労働組合にも、色んな人に惚れた。そして、惑いながらその思いに正直に生きた。逆転の手のひら返しも受けた。
その結果だもの、潔く受け入れるしか無いんだよね。
ただね。今は、たくさんの経験をして目が肥え過ぎたのか、惚れちまう様な人に会わなくなったのでつまらない。そんな感じかも知れません。
まあ、最後にまた人のせいでは仕方がない。つまらないと感じるのは、自分がつまらない人間だからだ。
これまでは半端にではなく、自分の心深く愉しい事を発見して行くための序曲だったって事にしようか。
https://youtu.be/2MJ0f1TifHg?si=GBS8JZTeUFEjer7Z
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2026/06/26 11:07
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バス運転士は幸福も運ぶ。
青森で強い地震があり、さらに台風がダブルで近付いて来ている。被害が出ないと良いのですが、何も無い穏やかな晴れの日の有難さはこんな時にひときわ感じますね。なので、大変さがあって喜びもある事を忘れてはならない様に思います。
そんな状況ではありますが、今日も明日も会社の貸し切りバスはフル稼働状態でございます。
お陰様で、私も明日は小学校送迎バスの後にオマケで企業送迎が付いておりました。
嘱託フルタイムパート運転士とは言え、社員の同僚たちが忙しく働いているときに少しでも役立てると言うのは嬉しい感じがします。
(ちょっと花が終わりかけで残念なのですが、会社の駐車場の近くに立派な「合歓の木」があります。)
人の幸せって何だろう?お金がたくさんあって欲しいものが手に入る事でしょうか?地位や名誉、あるいは有名になる事だろうか?
まあ、人それぞれ感じる幸せは違うのかも知れないけれど、どうも「人に愛される」「人に褒められる」「人の役に立つ」「人から必要とされる」が、人生の幸福を構成する四つの要素だとも言われる。
どうも後ろの二つ無しに愛されたり、褒められたりは無いかなと思うので、人の役に立てたり、必要とされる事があり、それが承認される事で生きてて良かった〜と幸せを感じる。
そんな構造なのかなと思います。
そうしますとですね。自分を認めて欲しいと言う気持ちは理解しつつもですが、自分がちゃんと人を認められるかどうかってのが他の人の幸せをもたらすって事になります。
(ほとんど訪ねて来る人も無い玄関でございますが、他には無い世界かと思います。)
バスの乗降の際に、特別支援学校の子どもたちの車椅子を押した事もあります。言葉を使えずコミュニケーションを取るのが難しい子がおりました。でも私が押そうとすると自分でロックを外し、私が難儀していると思うと手を貸そうとする。彼は私の仕事を手伝い、役に立とうとしてるんだ!って分かった訳です。なので「ありがとう!助かったよ。」と言った。
そんな事を思い出します。
自分を認めて欲しいって人は多いと思うけど、本当は他の人を良く見て、認める力量ってのが幸せをもたらすんじゃないか。
みんな人の役に立ちたいし、必要とされたいのだとすれば、その人の存在の必要性を思い、口先でなくちゃんと伝えられる事が大切かも知れない。
どうでも良いなんて思っている人に、必要とされたり愛されたりする事なんかある訳ない。
でもね。それが横行してるから死んだり、殺したり、不幸ばかり感じる世の中なんじゃないか。
そうそう、私も必要とされているなんて糠喜びしていてはいけませんね。
元鉄道員のバス運転士は、幸せも運ぶのですから。
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2026/06/25 12:28
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今秋中日の旅
大型バスで17時から21時のロングラン。無事にやり切りましたが、さすがに疲れました。今日は、有難い事に小学校の送迎バスでございます。夜まとめて眠れると言う事の有難みを感じます。全てが当たり前の事ではありませんね。
小学校の送迎バスは、こんな場所を運転致します。のどかですが、細い道です。
昨日は、病院に行った帰路に白い手袋を新調しました。1年ぶりでございます。洗いながら使っておりますと、滑り止めの付いたグリップ部分が効かなくなって来ます。格好付けではなく、安全のために使っております。今は暑いので、私は回送になると外してしまいます。
何かしら起きる事に気を取られたり、雑念に因われたり、無用に急いだり、焦ったりすると自分を失う。そこに隙ができて見落としの危険が生まれる。慣れて来ると、慢心や甘さが出る。
危険と言うのは外的事情から発生する様に思われますが、実は自分の心が生み出しているのではないかと思ったりします。
もちろん避けようも無い状況と言うのはあると思うのですが、果たしてそうなのか?とまで、自分の心を考察する。そのくらい人の責任にしない、本質的に主体的な仕事の様に思ったりします。
本当の自分の仕事と言うのは、すべからくその様なものではないか?なんて思います。
会社が悪い。社会が悪い。あいつが悪い。…なんて言っているうちは、自分自身の仕事なんて事は出来ない様に思います。つまり、自分を生きずに終わってしまう。挙句には人殺しまでしても、相手が悪いと済ます人生を送る人って多くないかな?
空き時間には四六時中スマホを見ていて、それがプライベートの世界になっているみたいだけど、静かに自分の心と向き合うなんて事があるのかな?
僕は、一人静かな時間を大切に思っているし、自然とも向き合いながら、実は自分の心に向き合っている。そうして、心を静めている。一人になって、バスの運転もずいぶん変わった。自分の運転と言うのが見えて来て、進化した実感もある。
一人、自分の心と向き合う時間を大切にする事で、二人の時間やみんなとの時間の大切さも見えて来る。人任せでなく、一緒に作る時間として。
自分自身の発見があったり、それで自分が変わって行く事が生きている事の醍醐味の様に思う様になりました。
他の者のせいにする時間さえもったいない。私の人生なのですから。
「進行性スキルス性胃ガンの疑い」悪く無かったかも知れません。「もう十分生きたから良い」なんて思ってましたが、「誰かのために」なんて言って自分の心には背いて来た事ばかりじゃないか!なんて事を思います。
これからが自分の本当の心の旅です。
お互いに良い旅にしたいですね。
https://youtu.be/-fWlUFay50s?si=wC1927BmbPmn04Pe
ベッド・ミドラーの「ローズ」。好きでしたが、都はるみさんも歌っていたのですね。
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2026/06/24 11:14
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68才と9ヶ月の挑戦
昨日とは打ってかわり、今日は夕方ラッシュをほぼ3時間半走り続ける大型バス担当でございます。集中力の持続が必要な乗務でございます。
朝の乗務を終えてから、会社の許可を得て病院に行って来ました。「進行性のガン」では無かったみたいですし、60年来の持病「痔」の治療をする決断を致したのでございます。
1泊入院の注射治療だと良かったのですが「切らないと厳しいかも知れない。」と言う医師の所見でございました。「切ると治る確率は90%になるが、その代わり麻酔が切れたら痛いです。」との事。子どもの時に、トラウマになるくらい痛かったので経験しておりますが「治るのでしたらお願いします。」と手術をする事にしました。
このまま老いて、下の世話をしてもらうなんて事は嫌だと思っての決断でございます。
「いくつになろうとも、辻川さんは格好良くあらねばならない。」のです。仲間たちとの約束でもありますので。
昨日の帰りに、介助人さんから分けて頂いた「スモークツリー」でございます。初めて見ましたが、虫が来たら絡みつきそうな花です。しかも香りが「青くさい」。どうも蜜蜂や蝶などは甘い香りがする花を好むけれど、他の黄金虫なんかは青くさい方を好むらしい。虫に受粉の助けをさせる訳ですが、色や香りまで変えて棲み分けしている。いやぁどうも!
研修指導を担当した元自衛官さんは、東日本大震災の時も、能登半島地震の時も災害出動されていたとの事。お風呂や食料の日常生活の支援だったと言うので「とても感謝されたでしょう?」と聞きましたら「ところが、涙ながらに感謝されたのは最初のうちで、そのうちお湯が熱いだのぬるいだのって苦情が出るんですよ。それに対して、すみませんなんて事になるんです。」と裏話をしてくれました。「え~っ、自衛隊は風呂屋じゃないのにね。」なんて返しながら、確かに人ってそう言う面があると思う。
作られた美談ではおさまらない嫌な面もある。
やってもらっている事が当たり前になれば、誰しもに不平や不満が出て、感謝なんて事は忘れてしまう。
しかしそれを非難する事で、自分は無縁とはならない。自分にもそう言う面がある事をちゃんと見て、そうならない様に気を付けなければならない。
それが人としての格好悪さと格好良さの違いの様に思うのです。
常に自分の心に問う事が大切なのだと思う。
昨日は、ライ麦の束も頂きました。こちらも初めて見ました。やはり「青くさい」系の良い香りが致します。
自分を問わず、人の非難をあれこれ言うのは見苦しいと思う。
土台、他人のせいになんかして、責任を取る仕事なんてできるはずがないし、そんなのは自分を生きている事にもならない。
バスを運転しながら、いつも向き合っているのは自分の心。いや向き合わなければならないのが自分の心。技術的な事と一緒に、伝えるべきは心の持ち方なのだと思っています。
心と言うのは、いつも同じではありませんね。体調も同様です。だから整える。
私は、朝起きて先ず心がけている事は、自分の乱れた寝具を整える事から。
不思議に心が落ち着いて、整うのです。
それから、朝の支度に入ります。
よく噛まずに慌てて食べる習慣を戒めながら。
その習慣も格好悪いし、心も身体も整わないと思うからです。
さて今夜は、3時間半の運転集中をやり切る68才9ヶ月の挑戦です。整えながらでないと、とても務まらないのでございます。
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2026/06/23 12:42
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