辻川慎一つくば便り

災いは忘れた頃にやって来る。

ゴールデンウィークでごさいますが、本日は出勤日でございます。

雨上がりの緑が綺麗な中で、田植えが真っ盛り。水を張った田んぼがまた美しく見えます。

日に日に景色が変わっております。


待ち遠しい春の到来を知らせてくれた菜の花も、だんだんと終わりかけております。


私たちは、明日も明後日も、そして半年後も変わらない事を前提に実りのために田を植え、植物を植えて育てます。

それは、子供を生み育てる前提でもあります。

しかし、現実には大きな災害や事故が突然訪れて来ます。

日常に追われていると、忘れてしまいがちですし、嫌な記憶は忘れてしまいたい。
(TX守谷車両基地)

例えば、戦争や原発。それを進めた人たちはその被害を忘れてもらった方が都合が良い。


私たちも嫌な事は見ない様にして済ましたい。

ところで、生きた歴史が教えているのは、忘れないことの大切さです。

忘れない。そして総括して教訓化する。

本当はそれが、みんなで協力して人らしく生きる道なんだと思います。


(関東鉄道小絹駅)

鉄道事故の教訓も、バス事故の教訓も、私自身が日々安全にバスを運転する土台も小さなハプニングやミスに対する総括と教訓化の積み重ねがあってです。

小さなことへの備えと構えがあって、大きな事故や災害への備えがある。

より大きなことへの挑戦には失敗がつきものですね。

失敗の中に想像や新しいものの芽がある。なのに、失敗や嫌な事を忘れようとするだけなら、私たちに新しい明日は無い様に思います。

人一倍失敗して、失敗を恐れるよりも挑戦のための総括が大切なんだと思える様になって来ました。

人の失敗を責めて済ますことの中に、明日は無いのだと思います。


(撮り鉄では無いのですが…)

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