辻川慎一つくば便り

仕事と革命

5月に沖縄のデモに参加した青年から「参加者が30人でした。」と聞きました。

子供や高齢者をはじめ感染病に弱い人たちを守るために、政府への不満や疑問を持ちながらみんなで努力している時に、果たして沖縄に行きデモをやる意味が何なのか?

ほんの2年前には、沖縄の青年と気持ちを合わせて闘っていた私には分からない。大切な人の命を守るために基地や戦争、そして貧困と闘って来たのでは無いのでしょうか?


(今やボーナスどころでない身の私。泡盛とシークワーサーのベストな組み合わせで沖縄を堪能します。)


さて、泡盛を飲む私に高校生が聞いて来る。

「アメリカで暴動が起きているけど、あれは革命じゃないの?」
「日本では米騒動があったけど、どうして今の日本では起きないの?」

私は答える。

「革命って、社会を根本から革めることだから、社会のシステム自体を革めることなんだ。だから、暴動とか抵抗とかは、システムを問わないならば革命では無いんだね。」

「米騒動も働く人が飢饉で餓死しそうなのに、金持ちが米で儲けようと隠したことへの怒りが爆発したんだ。当たり前のことだよね。だけど革命と言う訳では無い。」

「日本では、デモも暴動も起きないと言うけど別にデモや暴動は目的ではないよね。問題は、この社会のシステムを根本から問い、変えることだよね。こうしませんか?と自分から提起しないで、デモや暴動が起きないなんて言うことは無責任じゃないかな。そう言う人を君は信頼するかな?」

「日本人は、古くからの技術や丁寧さを継承して来た。法隆寺なんて、世界最古の木造建築だよね。そう言う仕事は、世界の人が認めることだよね。それを破壊するのが革命では無い。労働者や仕事を大事にできなくなっているからこそ、むしろシステム自体を問う時代が来ていると思うんだ。」

「そう言うことだと考えてるよ。」

「なるほど。」高校生が、納得してくれた。


(土浦市中城通り「大徳」に展示されている木製レジ。建物もそうですが、凄い仕事だとしか言いようがありませんでした。)

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