辻川慎一つくば便り

2000万円なんて無いのですが…

休日、背中にたまる疲れを解しに岩盤浴に行きました。

一緒に行った方が岩盤浴で「プレジデント」と言う雑誌を読んでいました。「仕事をしっかりこなし、運動もやり、本を読んで勉強する人が年収2000万円以上稼ぐ人だって書いてある。あなたにビッタリ当てはまるんだけど?」

「うーん。そうなんだ。」答えに困る。

現実には、離婚を前提に退職金の半分と家を明け渡して単身つくばに来たのですっからかんの身。62才にもなって2000万円どころか、地位も名誉も金も無い情けない状態だ。

残っているのは、信頼する仲間、そして心の自由かもしれない。


(つくば市研究学園。左が駅。高架がTX。そして筑波山です。)


昨晩は、全国どこでもママチャリで行き原発反対のビラを配って来る青年と久しぶりに話すことができました。

様々な波乱があったとは言え、国鉄からJRと皮一枚で正規雇用だった私と違い、様々な職業を体験しながら折れることなく真っ直ぐ生きて来た青年です。

私も、労働者人生を貫いて来たと言う点では真っ直ぐだと思うのですが、心や行動の自由さではとてもまぶしく見える青年です。

随分と生きて来た道は違うのですが、3・11東日本大震災と福島第1原発事故で引き寄せられ、巡り合った人だと思います。

彼は「簡単に上手く行くことなんか無いのに、心の病気で逃げてしまうのはもったいないと思うのです。上手く行かないことをこえられて、人として成長する様に思うんです。」と謙虚に話してくれました。

そう言えば私も、上手く行かないことばかりだった。労働者を守るためにと、どれほど単身で交渉に向かったことか。結局労働者がもたなくなり、打ちひしがれたことの連続でした。

何のためにこんなことをしてるんだろう。いざとなると人任せにされ、私1人で責任を取ることが多かった。だから、私の苦労や格闘なんか誰も分からない。そう思った。

でもそれは、誰かのためにではなく実は自分を作るためだったと思う。そして、自分では分からなくても、それを見て感じている人がいる。生きる力にしてくれる人がいることが分かって来た。

「きっとお互いに、そう言う存在なのかもしれないね。」

そんな話をしました。


(「上筑波自動車学校」の看板。なんか怖くないですか?)


2000万あると良いね。それで自由は買えるんだろうか?

金を残すために、早く死ねと放置される金持ちの老人の話がたくさんあります。

信頼と愛、心の自由の中に生きたいと思うのは負け惜しみなんでしょうか。

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