誠実について
高度情報化社会の中で、第三次産業が主軸になった時代の中だからこそ、情報の統制に国家、企業、あらゆる組織の存亡に関わる時代になったのですね。
情報戦を制する者が社会の支配者になって行く事が、世界的になったと言うのが時代の特徴なのかも知れません。
国家の統制と戦争遂行のために、情報戦が大事である事を徹底したのは、ナチス政権でしたし、日本でも国民の情報統制をして「反対者」を徹底して弾圧した歴史があります。
なので、それ自体は新しい訳ではありませんが、広さと規模がワールドワイドになった訳なんですね。

(寒い中、寒緋桜が咲いています。)
今朝の報道を耳にしておりましたが、アメリカの武器は直接ウクライナ支援に使われているだけでなく、親ロシアの国を通じてロシアも使っているとの事でした。
戦争で死んで行くのは、ウクライナの兵士や市民。そして戦死者35万人を超えたと言われるロシア兵。
この人たちにも、精神を病んだ人にも責任を取る事が無いのが国家であり、一切責任を問われる事なく巨大な利益を上げているのが軍需企業(その裾野は全産業的)と言う訳です。
ウクライナが勝とうが、ロシアが勝とうが既に巨大な利益を上げている訳なんですね。
北朝鮮やイランがどれほどの利益を上げているのかは分かりませんが、規模が違う様に思います。
昔は「死の商人」と呼ばれましたが、情報統制できる者は、情報を誘導する事で桁違いの利益を上げられる。
それが、この時代なんだとしみじみ思う訳です。
労働者や兵士には統制がかけられ「誠実」が求められる訳ですが、AI(そもそもインターネット自体が軍需産業で発展したの技術でしたね。)を使いルール無用(と言うかルールを作った者勝ち)の金儲けが展開されている。
なので、アメリカも、ロシアも、中国も、激しい情報戦を展開している。新しい世界ルールになるために反対者は抹殺する。誠実なんてのは無いのに、人道がどうの、民主主義がどうのと言うのはやはり人々を誘導し、統制した者の勝利と言う事なのかと思います。

「あなたは仲間たちには、誠実だったのかも知れないけど、私には誠実でなかった!」と妻に厳しく問われます。
かなり反省して、謝らなければならないと着替えの途中で急ぎ「誠実になる!」と伝えました。
下着にパッチ姿でしたので「そんな姿で伝える事〜。」と逆効果だった様でございます。
誠実とは「私利私欲をまじえず、真心をもって人や物事に対すること。」とあります。
トランプ氏やプーチン大統領そしてそれを支える「死の商人」たちの様に、私利私欲を上手く隠して、あたかも国民のためになんて言う情報戦の武器も手段も無い労働者には、結局真心勝負しか無い様です。
通じるか通じないか?ではなく、真心勝負。それなら、トランプにもプーチンにもAIにもできない事ですからね。
誠実も企業に自分を売るための手段にした瞬間に、誠実で無くなる。
誰にも投げ渡せない、(匿名でない)自分自身の人とものへの関わり方なのですから。
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