辻川慎一つくば便り

視線を高く置く

梅雨らしい天気の中、午前の仕事が無事に終わりました。

日々色んな困難にぶつかり、落ち込みながらあれやこれやと対策を考え挑戦し直す。

その基準は、命を守ること。例えあり得ない「絶対」であろうとも絶対の安全を日々目指すのです。

ところで人は必ずミスをするのですが、絶対の安全を目指すために努力し抜けます。そこが機械とは違います。

人間には意志があり、夢があり、努力がある。そして困難を超える喜びを感じることができる。

そして、一緒に困難を超える仲間の大切さも、人間だから感じるのだと思います。


(雨の中。無事に午前の仕事を終えて先輩が自分で作った芋を蒸して振る舞って下さいました。塩だけですが、とても美味しいジャガイモでした。)


さて、労働者の世界で嫌がられるのは、他の人を下に見る「上目線」。そして、「上」にヘリ下る「上目使い」だったりします。

しかし、大型バスの運転で大切だと最近悟ったのが「姿勢を真っ直ぐ立てて、視線を上に置く様にする」ということです。

何しろ基準3メートル巾の道を2.5メートル巾のバスを走らせる。プラスサイドミラーが左右に突き出ていますので、ちょっとブレると衝突したり縁石に当たります。


(高いところだと視界が広がりますね。霞ヶ浦です。)


悩みながら、他のバス運転士さんたちを観察しました。どの運転士さんたちも基本は真っ直ぐに座り、顔も正面を向いています。そして、視線も下は向いていないのです。

つまり、背筋を立てて高い位置、遠くを見通せる位置に視線を置いていることに気が付きました。

私も、自車の左右の位置をサイドミラーで確認しながらですが視線を高い位置に置くようにして見ました。

すると、視界が広くなり自分と自車の状況と位置が大きくつかめる様になって来ました。

すると乗務が終わると神経を使い果たし、体がガチガチになってフラフラになっていたのがずいぶんと楽になったのです。

まあ、器用な人ならばあたり前のことなのかも知れませんが。

人を蔑んだり、卑屈になったりの目線ではなく、自分を真っ直ぐ立てて視線を高くすることは、視界を広げ自分自身を自由にして行くことなんですね。

妙なことに感心しています。


(昨夜、JRの後輩が送ってくれた言葉です。「靴の底」とは、子に対する本当の親の姿なのかも知れません。)



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