気にかける。
雨の日は、バスも社用車も汚れます。
空港からの送迎で10人乗りの社用車をホースで洗おうとしたら、観光バス担当の人が「何やってんの?それもバスの洗車機で洗えるよ。先にやって良いよ。」と雨の中を誘導してくれて、スイッチまで押してくれました。
個人情報になりますが、元は競輪の選手だった人です。競輪選手は、背骨に負担が掛かるらしく、痛めたので引退したと話してくれた事があります。
細やかな事かも知れませんが、私の事も気にかけてくれている事をとても嬉しく感じました。何しろ、私の方は失敗の数は会社一番のドライバーでございます。
(今日のお弁当です。メインは「豚キムチ」なんですが、キムチも妻が漬けたものでございます。私の状況や体調を考えながら作ってくれています。)
ところで「気にかける」って「心にとめて考える。 心配する。」と言う意味なんですね。
今一緒に働いている上司格の人は、仕事を回す事を四六時中考えていて、しかも大半自分で背負い込みます。
凄い人だと思うのですが、絶えずイライラして怖い顔をしています。
なので声を掛けづらいのですが、こんな事を続けていたらきっと倒れてしまうだろうなと思うのです。
どうして、いつも怖い顔をしてるんだろう?と考えますと、労働組合や党派の幹部をしていた時の私自身だよな~って思う訳です。
私の事を、心に止めて考え。心配してくれた仲間がいたのに、鬼の様な顔をして遠ざけていたのは私自身でした。
「人の振り見て我が振りなおせ」ですね。
今更ながらに、近づき難い人間だったろうなと思うのです。

一生懸命頑張って責任を取ろうとしても、人が遠ざかり孤独感が増すばかりでしたので、同じ様な人の気持ちや状態がちょっと分かります。
大事なのは、人を気にかける事。
心に止めて考える。そして振りでなく心配する事。
そうすると、助けてもらえる。
損得勘定でなく与える事が、愛すると言う事でしたね。
本当の愛の闘いは、そこから。
狭い世界の自分に囚われず、自然も人も気にかけたいと思います。
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