辻川慎一つくば便り

権威と権力

私が学生のころ読まれていた本に、なだいなださんの「権威と権力」と言う著作がありました。

内容はあまり覚えていないのですが、人をうごかしている誤った原理を批判していた様に思います。

権威で権力を作り人を従わせる者。その権威を利用して、組織内のステータスを維持しようとする者。

そう言う関係で成り立つ組織における人間自身の疎外と孤独。

人間と人間の関係が主ではなく、あるいはその人間の存在が主ではなく権威と権力に従属した自分が、自分になってしまう。

そして、そこから離れることが自分の死であるとまで思わされる。


(東京のスーパーでひたむきに働いていた青年。人が動くことは本当は当たり前のことではありません。)


自分は違う関係を求めて闘って来たつもりであったが、しっかりと組織の論理。権威と権力の関係の中にいた。

その中にいて、人間が従属する関係を止めよう!と主張する限界があった。

組織を生命線とする人たちは、その中からしか物事も人も見ようとはしない。

実は本当の人間の関係とは、正にその組織のしばりを超えたところにある。


(練馬区関町セラーでいただいた大分県「老松酒造」のレア焼酎と梅酒。そして兵庫県産のハタハタ一夜干しです。)


集団でしか生き残れなかった弱い人間。だからこそ、音楽や芸術や文化が必要だったと思います。

人間が人間として生きるために不可欠のことが、組織維持のためにあるとされている転倒を、さらに転倒させて立て直すことは、本を読むだけでは現実化できないのだと思います。簡単なことではありません。

しかし、そこに人間精神の自由がある様に思います。

https://g.co/kgs/X1X8mT

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R