辻川慎一つくば便り

梅雨の晴れ間の美しさ

茨城県では今週から平常授業になりました。長い待機から、段階的開校、そして平常に。子供たちも慣らすのが大変だと思いますが、私自身もかなり疲れることを自覚しています。

みなさんは大丈夫でしょうか?

筑波山が西に見えるところから東にみえる場所に、車で片道1時間の通勤。起床は3時、出発は5時。帰宅は18時で就寝が21時。眠れないと運転に支障があるので、仕事が始まると時間の余裕が無くなります。

一日2時間の通勤時間含め、仕事に関係して取られる時間が約15時間になります。近所から通勤する先輩たちとはずいぶん条件が違います。

しかしそれでも私は、スクールバスの運転士になり、ここで働くことが出来て幸せだと思っています。

何より先輩たちに嫌な人がいない。そして子供たちが可愛い。さらに景色がとても綺麗で気持ちが良いのです。


(筑波連山の加波山。その麓にある桜川市も走ります。)

梅雨の晴れ間に、雨に洗われた緑が光り輝く。田の色の整然とした美しさに、山のやや深い緑が立ち上がる。あー、何てきれいなんだろう!

失敗を活かし反省し、実践する。四苦八苦しながら徐々に広範囲が見える様になって来た私に、自然が働きかけて来るのです。この仕事を選び、しかもこんなに綺麗な景色を見ながら走れる。映像でも、言葉でも伝えきれない感動があります。

あたり前のことかも知れませんが、乗用車の視界とバスは違います。高いところから見るので、同じ景色でも見え方が違うのです。


(こちらは住んでいる付近から見た筑波山です。)


さて「技術は盗む」ではありませんが、少しのチャンスを見逃さない様に先輩たちの運転する姿を見ます。

一言で表すと「流れがある」。無理がなく自然な動きに感動してしまいます。たかがバス運転士と言うなかれ、熟練した労働者の動きには無駄がなく美しいのです。

余裕がなく、ガチガチに力の入った私との何たる違いでしょう。ほれぼれします。先輩たちに聞けば「なーに慣れだよ。慣れ。」と決まって言うのですが慣れるまでの格闘があってそうなっているのに決まっているのです。

そう。力が入り過ぎている間には、自然の流れは寄って来ない。意識が力む事にとらわれ、視野が狭っている。一方に集中すれば、他は死角になる。バスは死角で衝突する。流れどころでは無くなってしまいますね。

流れのある運転士さんの動きには力みがありません。ハンドリングにも力は入っていない。何事でも親指に力が入っていると美しい手の動きにはならないと聞いた事があります。むしろ役に立たないと思われている小指が大切なんだと。

経験の差はどうしようも無いのですが、私には先輩たちの流れある動きを美しいと感じることができるのです。

やっぱり、幸せだと思いませんか!

今週最後の仕事に出発です。バス運転士1年生、引き続き頑張ります!

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