辻川慎一つくば便り

木造建築について考える(筑波市洞下)

みなさんおはようございます。

今日は筑波市洞下を紹介します。ほとんど知られていない、江戸時代からの宿場町。筑波市(谷田部)から栃木県(小山や宇都宮)にぬける宿場町だったとのことです。

凄い「豪農」と言うか木造建築が、県道45号線沿いに並んでいます。







筑波市洞下には、こんな木造建築物がズラッと並んでいます。


日本の木造建築物で一番古いのは、法隆寺ですが、世界最古でもあり1300年以上経つと言われます。

地震大国の日本で倒壊せずに現存しているのは、凄い事だと思います。

筑波市洞下の木造建築物も100年、200年の時を経て維持されている。


(世界最古の木造建築物、法隆寺。)


日本の木造建築物が、幾度かの巨大な地震に耐えて残って来た理由について、まだ完全には解明できないと言います。

一つには、揺れを跳ね返すのではなく吸収してしまう木の柔らかさが生かされている。

もう一つには、1000年以上維持されてきた宮大工(職人)のメンテナンス体制が維持されてきた。

ことは分かっている様です。

木にはそれこそ100年、200年以上自然の風雪に耐えて来た強さとクセがある。職人がそのクセを活かし、組み合わせることで1000年以上持つ世界にも稀な建築物がある。

さて資本主義は、人間を数字化して機械同様同一規格にすることで近代的大量生産を生み出しました。

しかし、それも飽和状態になる中で、少子高齢化による人口減少と言うかつて経験したことの無い時代を迎えています。

本来、様々な違う条件で育った人間にはクセがある。決して同一規格にはならない。むしろ同一でないものが組み合わさることで、新たなものや1000年も維持されるものが生み出されて来た。

私は、一見どうしようもなく個性的で、クセのある人たちが組み合わさることでちょっとやそっとで壊れないものが生み出されることを労働組合の中に、はっきりと見て来た。

どうしようもなく一筋縄で行かない木が、巨大な地震をも吸収した様にかつてない歴史の試練を吸収するのは、一筋縄では行かない人たちの組み合わせではないのか?

命令一下で、動く集団が強く見えた時代の終わりを認識すべきでは無いでしょうか。

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