辻川慎一つくば便り

季節外れの雪

コロナ騒ぎも、季節外れの雪もなんのその。多少慣れてきて13時間ぶっ通しのトラック運転&配送を12時間に縮めてやって来ました。

それでも時給1000円で所得税は引かれる。正直やってられないし危ない。


(深夜12時間休みなく張り詰める。加齢もあるのか2〜3日調子が悪くなる。)


しかし、一番嫌になるのは余りにも労働者任せでいい加減なことだ。

昨晩は、乗るはずだったトラックが故障してレッカー出動。代わりのトラックは、肝心なところが微妙に違う。

セミオートマからマニュアルは、バスも同じだから構わない。配送場所の大半が住宅地でナビ頼みなのにナビが無い。荷室の床がツルツルで、丁寧に運転しても弁当用のカラーコンテナが勝手に動くので弁当がめちゃくちゃになる。しかし、荷物を固定するラチェットベルトが一本しか使えないので、それは回収した大量の「カラー」が崩れないために使うしかない。


(貨物トラックに使われるラチェット式ラッシングベルト)

つまり肝心のお弁当をちゃんと配送できない状態なのに、全て労働者任せ。21時出庫で「管理者」などいない。それは、隣のトラック会社も同じなんです。


弁当を正確に、無事に運ぶことが目的であり仕事なのにちゃんとした指示も、インフラも無い。

ただでさえ割に合わないのに、仕事としてちゃんとできない。そのいい加減さに虚しくなるし、疲労感が倍になる。辛くてもやり切った!と言う感覚が無いからだと思う。


(今朝の水郡線の雪の様子を送っていただきました。)


トラック業界の労働者とも幾度か労働組合を作る挑戦をしましたが、簡単ではありませんでした。あまり気付かれていませんが、労働組合があるのと無いのでは全く違うのです。

どうして根付かせることができなかったのかをずっと考え続けて来ました。

一番は、やはり私が分かっていなかったことが大きいかも知れません。


(東京も積雪!山手線の写真も送っていただきました。)


私には十分ブラックで、いい加減過ぎると思う仕事に対して「セブンイレブンの配送よりまし。この仕事の方が合っているから守りたい。」と言う私よりはるかに若い先輩の言葉。代務の私がいい加減なことをすれば、彼の仕事が無くなる。その責任も十分感じるからいい加減にできないのだ。

還暦も過ぎて「俺は一体何をしてるんだろう?」「自分の命や健康まで脅かして何で挑戦してるんだろう?」そんなことを思いながらトラックに乗る。

電車の運転士もやった。駅のそば屋も売店もやった。車両の検査も。そしてバスの運転士、さらにトラック。

いずれも本物には程遠いのだが、現場の労働者と一緒に現場を体験し、見てきました。「労働者が働く現場が見えず、分からない者に現場は運営できない。」と言うのは、電車であれ、バスであれ、トラックであれ共通して言われることです。

それはそのまま安倍総理や麻生副総理や小池都知事への批判であり、株価と効率化を至上命題とする会社経営者たちに対する根本からの批判だと思うのです。

仕事と生活を、自分たちに奪還しよう!労働組合を労働者自身に奪還しよう!

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R