辻川慎一つくば便り

人は心で感じている

JRの後輩から「つまらない話ですが」と前置きした上で「娘が料理で100点を取りました。」とメールがありました。

私は「凄い!つまらないどころかお祝いですね。」と返したら、2日後に「理科も100点取りました。」とのこと。

努力や工夫が認められる嬉しさは、大人でも子供でも同じだと思います。

人を伸ばすのは人に認められる喜びなんだと言うシンプルな事実を思い返します。


(後輩の娘さんは、クワガタをもらい「クーちゃん」と名付けて飼いはじめたそうです。)


特に子供のうちは、親に認められ、喜んでもらえることが嬉しい。だから人として自分を形成するのに、親の喜びと称賛が世界の土台になると思うのです。

だからこそ、その親から損得勘定や他者への嫉妬心から比較して見られる子供の心の世界は、悲惨この上無いと思うのです。

何かの目的でなく、子の成長を喜ぶ。あなたがいるから、私の世界が素晴らしくなった。あなたの痛みは私の痛み。あなたの喜びは私の喜び。生まれてくれて本当にありがとう。誉めることは、プレゼントと同じく相手の存在に対する心からの感謝だと思うのです。

親になることで人もまた、人として成長する。だから人と人の関係の原点が親子関係にあると思うのです。誰しもが人の子ですから。

他方「ほめ殺し」と言う怖い言葉があります。別の目的を持って誉めることは、実は相手の人間的存在の根本否定なのだと言うことです。


(政治組織のために全力を尽くし、「称賛」を受けていた頃の私。改めて見ると人を遠ざけていますね。「称賛」されても心は孤独でした。)



(心から信頼できる人や仲間と任務でなく自分を生きる現在の私。)


「穏やかになった。」「若くなった。」から「きれいになった。」まで言われます。

意図のある言葉だけの称賛に乗り、無理をし続けると必ず倒れます。どんなに飾っても、心はだませないのです。だから精神のバランスを崩します。

自分と同じ様に子供にも心があります。だから心からの喜びや思いやりしか、結局は伝わらないのだと思います。

それが愛の本質だと思うのです。マルクスが言った様に「愛は愛としか交換できない。」

それは、私自身が親から受け継ぎ貫いて来たことそのものだったと思います。私に真に共鳴してくれた人たちも、同じだったのではないでしょうか。

(私は庭でアマガエルを飼っています。まあ、勝手に来るのですが。)

子供たちを色んな人たちが守っている。大人だって同じであるべきです。一人一人が称賛され、社会全体(みんな)で守る。あたり前をあたり前にすることが、本当の社会主義だと思っています。

心の無い人たちに、子供たちを任せることはできません。だからまず私たちから心で感じましょう。虚偽を心で見抜きましょう。

料理100点おめでとう!理科100点やったねー!クワガタ、良かったね!

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