辻川慎一つくば便り

現代の「トラック野郎」物語

みなさんお疲れ様です。

深夜休憩時間無し、ぶっ通し運転&配送のトラック野郎をやり切り何とか生還してまいりました。

正式には12時間で12000円契約。夜間割増無しで休日も定まらない。キツイは、危険だわ。若い人がやるはずありません。

実際に熟年労働者ばかり。マスクも、トイレットペーパーも、例え物はあっても運ぶ人が足りない。そして運転士は、どんどん減る一方。人間の血流が滞ったらどうなるのか?物流は、社会の血流なのに「無策の証明」を体で体験しています。


(70年代。トラック野郎は映画だった。)

コロナウィルスと安倍政権のために、バスの運転が無くなってしまった私は、にわかにトラック野郎に変身!


昨晩は、筑西市を21時発車。さいたま市岩槻区の配送センターで商品を積み込み。深夜ぶっ通しで鴻巣市、熊谷市、高崎市に配達。さらに宇都宮市から小山市に。宇都宮に着く頃に夜が明けるコース。

前回、段取りも場所も分からず大変な思いをしたので、昨日の昼間は地図と携帯をにらみながらシュミレーションしてました。

そしたら、私が代務に入るまで1ヶ月間休み無しだった40歳の「先輩」から電話がありました。

「辻川さんが腰を痛めたみたいなので、今日はケースの回収が無い様に昨日と一昨日でその分回収しました。今日は回収はやらなくて良いですよ。」と言う電話でした。

何て凄い労働者なんでしょうか。「私たちのことなんか誰も見ていませんよ。私には、夢も希望もありません。」って言たのに、出会ったばかりの私に負担が掛からない様に気使い、余計な仕事までやってくれていた。

そして、せっかくの休みなのに「分からないことがあったら何時でも良いから電話してください。」と言ってくれる。


(私が運転するトラックの運転席。操作性は良いけど、乗り心地は良くない。道路の良し悪しがてきめんに影響します。)

自分のやることを押し付けたり、周りの人は関係無いって労働者が身近にもいますね。でもそうでない、人として凄い労働者がやっぱりいます。
深夜真っ暗な住宅街で、道を間違えて狭い路地に入ってしまい見動きが取れなくなってしまった。どうして良いか分からない。しかし、誰も助けてはくれない。自分でどうにかするしかない。どれほど格闘したのか分からないほど、格闘した。切り返す場所を見つけて、入って来た道を戻るしか無かった。

バスの運転士さんたちやトレーラーの運転士さんたちが言っていた狭くて曲がれない道。大きな車特有の試練を実際に体験した。

そして、その困難も自分で解決する以外に無い。大型車で狭い道や路地に入らないと言う教訓と共に、困難を乗り切り精神的に成長した自分を感じました。泣き事を言ってもどうにもならない世界で、強く生きている。現代のトラック野郎にちょっとだけ近づいた気がした。

https://youtu.be/s3hnOg5zOb0

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