辻川慎一つくば便り

エンジンオイル交換とレッド・ツェッペリン

「あなたの好きなことは何ですか?」
そう聞かれると結構困りませんか?

JRを去り、それまでやって来たことに別れを告げた私に「辻川さんはみんなのために生きて来たのだから、これからは自分の好きなことをやって欲しい。人生には限りがあるんだ。」と動労水戸の仲間から真剣に言われました。

そう言えば自分の好きなことつて何だろう?


(今日は「筑波連山」です。分かりにくいかも知れませんが、左から2番目の山が加波山です。自由民権運動で激しい歴史があった山です。)


現在の職場に休み時間にも休まずバスを磨いている腕の立つ先輩がいます。一体いつ休んでいるのか分かりません。昨日は、一人でエンジンオイルの交換をしていました。

JRだと一人作業は、何かあると危険なので基本やりません。なのでちょっと心配で手を出そうとしたら「大丈夫だよ」と返って来ました。

驚いたのは、白いツナギ(作業服)をオイルで汚さなかったことです。運転も、オイル交換も凄い集中力です。

この人は、こうして集中することが好きなんじゃないか?そんな風に思えたのです。


実は私も、集中している時間が好きです。

勝田車両センターにいた時、暖房回路の継電器が「突撃電流」で壊れない様にサージと呼ばれる吸収装置取り付けの作業がありました。

イメージ的には「時限爆弾の処理」の様に、他の線を切ったり、ビスを落としたりしたらアウト!みたいな改修工事でした。

そのメンバーに選んでもらい、動労水戸のベテランの仲間たちに基本を教えてもらいながらやりました。

仲間と一緒に、集中できる仕事につけたことに充実感がありました。今でも、忘れない思い出です。

集中することが好きって、夢中とはちょっと違うと思います。我を忘れるのではなく、自分が集中する。



好きだった音楽ネタですが、レッド・ツェッペリンの「プレゼンス」と言うアルバムです。


その中の「アキレス最後の戦い」を聞く時も集中します。

各パートが打ち出す音とリズムの存在感に圧倒されます。美しいとも違う。ブレヒトの詩にヒントを得たと言う歌詞も難解過ぎます。

このバンドが好きな人には叱られそうですが、一人一人は変人だけどグループになって凄い世界を生み出している。そんな感じがするのです。



好きでよく聞いたバンドでした。


ところで「プレゼンス」って生きていること、存在ですね。「プレゼント」は、贈与。同じ語源です。生きていることに感謝して贈るのがプレゼント。

軽く考えがちですが、プレゼントって「あなたがいるから私がいる。」ことへの深い感謝なんですね。

存在すること自体の素晴らしさへの感謝です。

そう、好きな人(異性とは限りません)に「いてくれてありがとうございます」ってプレゼントできるのは、実は素晴らしいことなんです。

だから大切な人へのプレゼントを選ぶことも、大事な時間として集中してしまうのだと思います。

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