辻川慎一つくば便り

「男だね〜!」

今日はオフタイムです。

JRの頃は、オフタイムなどほとんどありませんでした。

労働運動に全て掛けていた感じです。

昨日は、その時代の私を見たことのある先輩と、インフルエンザの予防接種に行きました。

「辻川さんは、何かプロレスラーの馳浩に似てたよね。強そうだった。」

「あんまり強く無いんですが。」

と、その人の生い立ちを伺う。

「2才の時に実母が亡くなり、父親に捨てられたんだ。養父母から後から聞いた。7人兄弟だともね。」

「でも養父母さんに育てて頂いて良かったですね。」
と聞くと。

「まあ、養父も堅気では無かったけどね。」

「う〜ん。良くそちらの世界に行かないで、グレずに生きて来ましたね?」

「だね。兄貴は行ったけど、俺は行かなくて良かったよ。もうヤクザの時代じゃない。」

「そうですね。」

 
(安藤広重の筑波山)

小さい時から苦労をされた人らしく、何があっても動じず、温和な運転士です。

「辻川さんは、JRだったから残したんでしょう?私らと違って。」と聞かれたので、

「家も、金も渡して身一つで来ましたので、何もありませんよ。」と話したら

「辻川さん。男だね〜。」って言われました。

何か久しぶりに聞く「任侠」の世界。「男の生き様」を思い出させる響きがある言葉でした。

金も地位も名誉も捨てて生きるのが格好良い時代が確かにあった。

苦労されて来た先輩に言われて、何だか嬉しかった。

労働者一人一人に物語がある。だから、労働組合は面白い。

そんな風に思います。




コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R