辻川慎一つくば便り

「坂東」の乱

「坂東」とは、関東の古名と言われます。
「坂東太郎」は、利根川のニックネーム。その支流、鬼怒川、小貝川の恵みで古くから栄えて来たのが筑波山の西側に当たる筑西一体になります。

貴族の支配の崩壊から武士の支配へ。その初期に反乱を起こしたと言われるのが、平将門です。

反乱者でありながら圧倒的強さを示した将門は、坂東一体のヒーローとして今も慕われています。


(朝の冷気に凛とたたずむ筑波山)

さて、職場での話題です。年休のボーナスの交渉経過の組合ニュースが届きました。


「同じ会社で、スクールバスと観光バスで差をつけるなら別会社にすれば良いんだ。」

「でも別会社を作られて、組合潰しをやられた小竹のことがある。」

「確か前はヤクザがやっていてパクられたことあるよね。」

「別会社にされて仕事を干されて、給料をさげられたらしい。」

「どうなったんだろうね。」

小竹労働組合が闘ったのは坂東市だが、この会話をしたのは常総市、筑西市、石岡市に住む労働者です。

つまり、近隣の交通労働者に鳴り響いた闘いだったのです。

(小竹運輸本社抗議デモ。動労水戸も一体で闘いました。)

私が「労災死亡事故で亡くなった人の遺族の母子に500万くらい取ってますし、負けてはいないんですよ。」

と話したら

「何だ。辻川さんは、小竹もやってたの!」とめっちゃ驚かれてしまった。

小竹労働組合の「坂東の乱」は、やはり近隣の交通労働者に鳴り響き、注目されていた。

しかし、そこでJRの労働組合が一緒に闘ったことは知られていなかったのですね。


(小竹労働組合の三役をはさみ、右手動労水戸木村書記長、左手池田執行委員です。)


労働者の存在をかけた闘いは、地域に波及した。注目されていた。だから、必死で潰しに掛かったのです。

しかし、職場の会話は労働者がいる限り「坂東の乱」が終わっていないことを示していると思うのです。

それをつなぐ役割を、いみじくも私自身が果たした瞬間でした。

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